一般運送
約款
2020年9月30日現在
2020年9月30日より前に購入した航空券については、こちらをクリックしてください。
「弊社」、「弊社の」、「弊社を」はエティハド航空を指し、文脈によっては弊社の従業員、請負業者、代理人を指します。
「お客様」、「お客様の」、「お客様ご自身」は、乗務員以外で、航空券を購入し航空機で運送される人、運送される予定である人、または航空券の払い戻しに関連して、航空券の代金を支払った人(大人、子供、または乳幼児)を指します。
「事務手数料」とは、特定のサービスに対して請求する料金を指します。サービスには、コールセンターを介して航空券に変更を加えるなどのサービスが含まれますが、これに限定されません。 事務手数料には、政府当局が課す税金、手数料または他の料金や、幣所がお客様が徴収しなければならない場合がある税金、手数料または他の料金は含まれません。
「航空会社コード」とは、航空券、時刻表、予約システム、および通信で特定の航空会社を識別する2文字または3文字を意味します。弊社の航空会社コードは「EY」です。
「指定代理店」とは、弊社に代わり、弊社の航空運送サービスを販売する業者として指定された旅客販売代理店(別の航空会社が含まれる場合があります)を指します。
「手荷物」とは、フライトでお客様と同時に移動するお客様の所有物を指します。特に明記しない限り、これは受託手荷物と機内持ち込み手荷物で構成されます。
「手荷物識別タグ」とは、受託手荷物の各部分を識別するためにお客様に提供する書類を指します。
「搭乗時刻」とは、弊社により搭乗券に記載される時間を指しており、お客様は、搭乗時刻までに搭乗口にお越しいただく必要がございます。
「搭乗券」とは、お客様がフライトにチェックインしたことの証拠として発行される紙または電子文書を指します。
「航空会社」とは、航空券または関連航空券に航空会社コードで記載される航空会社を指します。
「受託手荷物」とは、お客様の手荷物のうち、弊社が航空機での運送を受託し、手荷物識別タグを発行した手荷物を指します。
「チェックイン締め切り」とは、弊社が設定する、お客様がチェックインを済ませて搭乗券を取得する必要のある期限を指します。オンラインチェックインを行った場合、手荷物の預け入れ期限と搭乗時刻をお知らせします。
「契約条件」とは、お客様の航空券またはeチケットの控えに記載されているか付随する、この言及をもって本運送約款の一部分となる条件を指します。
「関連航空券」とは、同一のお客様に対し、ある航空券と関連して弊社または指定代理店により発行される航空券で、場合によってはそれらの航空券が一体となって単一の運送契約を構成するものを指します。
「条約」とは、次のいずれかの文書のうち、本運送約款に適用されるものを指します。
「損害」とは、機内での事故に起因するか、搭乗または降機に関連するあらゆるサービスの過程における旅客の死亡または負傷を指します。また、空輸中または手荷物が航空会社の管理下にある期間中に発生する手荷物の紛失、部分的紛失、またはその他の損害も指します。さらに、旅客および/または手荷物の運送の遅延による損害も含みます。
「日」とは、すべての曜日を含む暦日を指します。 通知の送付を目的とした場合、通知の発送日はカウントされません。 航空券の有効期間の決定を目的とした場合、航空券が発行された日はカウントされません。
「電子航空券」とは、弊社または弊社の指定代理店によりeチケットの控えが発行される、お客様が予約した運送のフライト区間および契約条件を記録している予約データベース内の電子入力データを指します。
「eチケットの控え」とは、旅客の名前とその他の関連情報および通知が記載され、弊社または弊社の指定代理店が有効に発行した旅程のフライト区間を順番に示している旨が表示された控えを指します。
「航空クーポン」とは、旅程のフライト区間が順番に記録された、予約データベース内の電子入力データを指します。
「フライト区間」とは、お客様が乗降できる、航空券に順番に記録された出発地と目的地の区間を指します。
「不可抗力」とは、相応の注意を払っても結果を回避することができない、当事者の支配が及ばない通常とは異なる予測不可能な状況を指します。例には、不可抗力、事故、政府が課した制裁または禁輸、サイバー攻撃、暴動、戦争、テロ行為、伝染病、パンデミック、政府が課した隔離、内乱、自然災害が含まれますが、これらに限定されません。
「近親族」とは、お客様の両親、兄弟、配偶者、子供、義理の両親、義理の姉妹兄弟、義理の息子と娘、祖父母、および孫を指します。
「旅客」とは、乗務員以外で、航空券を購入し航空機で運送される人物(大人、子供、または乳幼児)を指します。
「規則」とは、これらの運送約款で言及されている航空輸送の特定の側面について弊社が定めている規則を指します。
「特別引出権」とは、国際通貨基金の定める、いくつかの主要通貨に基づく特別引出権を指します。特別引出権の通貨の価値は変動し、各銀行取引日に再計算されます。
「喫煙」とは、タバコ製品であるか類似製品であるかにかかわらず、煙、霧、蒸気、またはエアロゾルを生成するタバコ製品、電子タバコの使用を指します。ただし、噴霧器など、医療機器の定義に一致する製品(電子タバコ以外)を除きます。
「ストップオーバー」とは、航空券に記載されている最初の出発地と最終目的地の間の地点で、または経路上の予定降機地として時刻表に明記されている場所で、旅行中のお客様が弊社との合意に基づき降機することを指します。
「料金規定」とは、契約条件と見なされ、必要に応じて適切な当局に提出される、弊社の公示運賃、料金、航空券の制限事項、運賃規則、および/または関連運送約款を指します。
「航空券」とは、弊社または弊社の指定代理店が発行したすべてのクーポンが添付された紙の文書、または電子航空券のいずれかを指します。
「機内持ち込み手荷物」とは、お客様が機内に持ち込み、お客様の管理下にある手荷物を意味します。
「ウェブサイト」とは、ワールドワイドウェブ上のEYのウェブページコレクションを管理するウェブサイトの場所であるwww.etihad.comを指します。
2.1 総則
2.1.1 第2.2条、第2.3条、および第2.4条に別段の定めがある場合を除き、本運送約款は、弊社の名前または航空会社コード「EY」が航空券上に航空会社として記載されている、または弊社がお客様に法的責任を負う場合に弊社が運航するすべてのフライトまたはフライト区間に適用されます。弊社のフライトの航空券を予約または購入することにより、および/または弊社のフライトにチェックインすることにより、お客様は、お客様およびお客様の予約に含まれる他の人を代表して、本運送約款に同意したものとみなされます。
2.1.2 本運送約款は、無料または割引運賃の運送にも適用されます。ただし、弊社の規則あるいは該当する契約または航空券に別途規定されている場合を除きます。
2.1.3 弊社の従業員、代理人、または代表者は、本運送約款の条項を変更、改変、または放棄する権限を持ちません。
2.1.4 航空券において、弊社の名前は航空会社コードまたはその他の方法で短縮されている場合があります。弊社の所在地は、P O Box 35566, Abu Dhabi, United Arab Emiratesです。弊社のウェブサイトはwww.etihad.comであり、お問い合わせ方法に関する情報が掲載されています。
2.1.5 本運送約款は、カナダ料金規定サイトに掲載されている、カナダで有効な料金規定に組み込まれている範囲内で、カナダ国内の場所とカナダ国外の場所の間の運送に適用されます。
2.2 チャーター運航
2.2.1 運送がチャーター契約に従って行われる場合、本運送約款は、この言及またはその他をもってチャーター契約または航空券の一部分となる範囲内でのみ適用されるとします。
2.3 コードシェア
2.3.1 一部のサービスでは、弊社は他の航空会社と「コードシェア」と呼ばれる取り決めを行うことがあります。これは、お客様が弊社でフライトを予約し、弊社の名称または航空会社コードが運航航空会社として記載された航空券を保持していたとしても、別の航空会社が航空機を運航する場合があることを意味します。
2.3.2 かかる状況がお客様の運送に該当する場合の取り扱いは以下のとおりです。
(a)ご予約の際に、航空機運航会社名を弊社よりお客様にお知らせします(指定代理店でご予約の方には、指定代理店より当該社名をお知らせします)。
(b)航空機を運航するかかる他の航空会社の運送約款は、かかる航空会社によって行われる運送の運航上および手続き上のすべての側面に関して適用されます。これにより、スケジュールの変更、手荷物の預け入れ、チェックインおよび搭乗手続き、搭乗の拒否または制限の条件、機内での行動、フライトの遅延またはキャンセルに関する手続きなど、運送の特定の側面に関連する規定が、本運送約款に基づくものと異なる場合があります。また、かかるコードシェア便には追加の規則が適用される場合があります。
(c)適用される運送約款および航空機を運航する航空会社の規則を参照してください。お客様は、航空券で予定されている運送全体に関して、または自社が遂行する運送のためにのみ航空機を運航する航空会社に対して、懸念事項に対処する権利を有します。
2.4 優先される法律と可分性
2.4.1 本運送約款は、弊社の料金規定または適用法と矛盾する場合は適用されません。
2.4.2 本運送約款の条項が、適用される法律、条約、または協定の下で無効、違法、または履行不可能とみなされる場合、または弊社の料金規定が優先される場合、本契約の他の条項の履行可能性に影響を及ぼしません。ただし、無効、違法、または履行不可能な条項は、本運送約款から切り離されたとみなされ、残りの条項は、運送約款に無効、違法、または履行不可能な条項が含まれていないものとして履行されます。
2.5 規定よりも優先される約款
2.5.1 本運送約款は、弊社の規定と矛盾する場合に優先されるものとします。
2.5.2 規定の一部がかかる理由で無効となる場合でも、その他の規定は適用されます。
2.6 誤り
2.6.1 技術的な不具合または不注意による誤り(運賃登録の誤り、コンピューターエラー、または第三者による誤り(人的または機械的)を含むがこれらに限定されない)が原因で、運賃が誤って提示された場合、弊社は以下のすべての権利を留保します。
(a)予約および/または発券された航空券をキャンセルする。
(b)購入者が支払った総額を返金する。
(c)予約が行われた元の時点で提示されるべき正しい運賃で新しい航空券を提供する。
3.1 一般条項
3.1.1 本運送約款の他の条項に従い、弊社は以下の条件をすべて満たすお客様にのみ運送サービスを提供します。
(a)航空券に名前が正しく記載されている。
(b)航空券に記載された旅客の詳細と一致し、パスポートの残り有効期間を含む、目的国への入国に適用されるすべての条件を満たす、有効期限の切れていない有効なパスポートを提示している。
3.1.2 以下のいずれかに該当する場合、弊社は運送を拒否し、航空券の無効にする権利を留保します。
(a)お客様が、適用法または弊社の料金規定、発券条件、または弊社の規則または規定に違反して、詐欺により航空券を取得した場合
(b)航空券に記載された詳細と一致する有効なパスポートを提示することにより、お客様が航空券で旅客として指定された人物であることを、弊社が納得する程度に証明できない場合。
(c)他人のクレジットカードで購入した航空券を使用して旅行する権限があることを、弊社が納得する程度に証明できない場合。その場合、代替航空券として航空券の全額をお客様に支払うよう要求する場合があります。クレジットカード所有者から十分な権限が後日提示された場合は、全額返金することを約束いたします。
3.1.3 航空券は譲渡できません。ただし、1990年6月13日のパッケージ旅行およびパッケージツアーに関する欧州共同体指令90/314が適用される、パッケージツアーの一部として第三者より提供された航空券である場合に、不可抗力によりパッケージツアーに参加できない場合は、当該予約を別の者に譲渡することができます。 適用法によりそのような譲渡が許可される場合、弊社または指定代理店は、すべての必要な適用法を満たす場合に限り、お客様からの依頼に応じて、別の者が使用できる新しい航空券を発行することによってお客様の航空券を交換するものとします。 お客様の航空券が上記の指令が適用されるパッケージの一部であるかどうか不明な場合は、航空券の販売者にお問い合わせください。
3.1.4 お客様にはご自分の旅行にニーズに最適な料金を選択していただく必要があります。一部の航空券は、部分的または完全に払い戻し不可な割引運賃で販売されている場合があり、旅行の日付または航空券に記載された経路を変更するには、運賃の再計算が必要になります。お客様の航空券が「返金不可」、「変更不可」、「経路変更不可」のいずれかに該当するか不明な場合は、航空券の販売者にお問い合わせください。また、不測の事態により旅行をキャンセルしたり、旅行計画を変更したり、偶発的な医療緊急治療が必要になったりする場合に備えて、適切な保険に加入することをお勧めします。
3.1.5 航空券は常に発券元航空会社の所有物です。航空券の一部を変更したり、払い戻しを求める場合、かかる請求はすべて、航空券を販売した事業体に送付する必要があります。たとえば、旅行代理店から航空券を購入した場合、変更または払い戻しの請求はその旅行代理店に送付する必要があります。
3.1.6 電子航空券をご利用の場合、eチケットの控えまたは旅程のコピーを空港にお持ちいただく必要があります。空港、入国管理局、セキュリティ担当者、またはその他の関係当局に提示を求められる場合があります。
3.1.7 条約の目的において、eチケットの控えは旅客航空券および運送証明書と見なされます。
3.1.8 お客様の航空券は、指定された日付に従って、出発地からストップオーバー地を経由して最終目的地まで、航空券に記載されている運送に対してのみ有効です。お客様が支払った運賃は、指定された日付におけるかかる経路に基づいているため、航空券に記載されたその運送に対してのみ有効であり、これは弊社とお客様との契約において非常に重要な箇所となります。
3.1.9 変更の種類によっては運賃が変更されない場合がありますが、出発地の変更などのその他の変更(たとえば、最初のフライト区間を利用しない場合や、旅行の方向を逆にする場合)を行うと、運賃が上昇したり、航空券がキャンセルされることがあります。多くの特別運賃は、航空券に記載されている日付とフライトでのみ有効であり、まったく変更できないか、弊社または指定代理店に追加料金を支払うことによってのみ変更可能な場合があります。
3.1.10 航空券に含まれる各航空クーポンは、座席が予約されている日付とフライトの該当する搭乗クラスでの運送に対して有効です。予約が指定されていない状態で航空券が発券されている場合、座席は、弊社の料金規定、適用される航空券の制限、およびリクエストされたフライトの該当する予約クラスの空室状況に応じて、後で予約されることがあります。
3.1.11 不可抗力事由によりフライトがキャンセルされた場合、またはその他の理由で旅客を輸送できない場合、弊社は独自の裁量で適用法に従い、以下の方法で対処するものとします。(1)払い戻し。(2)弊社の将来のフライトに使用できる旅行クレジット(該当するご利用条件が適用されます)。(3)相互に合意した代替空港への輸送。 適用される規制によって明示的に要求されているのでない限り、不可抗力事由に起因するフライトのキャンセルに対してお客様が追加の補償を受ける権利はありません。
3.2 有効期間
3.2.1 航空券、契約条件、または適用される料金規定に別段の記載がある場合を除き、航空券は以下のいずれかの期間有効です。
(a)完全に未使用の場合、最初の発券日から1年間。
(b)最初の発券日から1年以内に旅行を開始する場合は、最初の旅行日から1年間。
3.2.2 お客様が予約を依頼したときに弊社が予約を確定できなかったために航空券の有効期限内にフライトをご利用いただけなかった場合は、次のいずれかの取り扱いとなります。
(a)予約が確定されなかった期間に相当する期間の分のみ、当該航空券の有効期限が延長されます。
(b)お客様は、第10.3条に従って自発的に払い戻しを受けることができます。航空券に規定されている制限(ある場合)が適用されます。
お客様が追加の補償を受けることはできません。
3.2.3 お客様が病気のために航空券の有効期間内にフライトをご利用いただけない場合は、次の取り扱いとなります。
(a)お客様は、病気のため旅行に適した状態ではないことを証明する診断書を弊社に提示する必要があります。
(b)弊社は、お客様が旅行に適した状態になる(弊社の合理的な判断に基づく)日付まで、またはかかる日付以降に旅行が再開された後、運賃が支払われた搭乗クラスに空席がある最初のフライトまで延長することがあります。
(c)航空券に残っている航空クーポンに1回または複数のストップオーバーが含まれる場合、かかる航空券の有効期限は、診断書に示されている日から3か月以上延長されることはありません。
(d)弊社は、同じ予約に含まれている同行する旅客、およびお客様が利用できない運送に同行する近親族の航空券の有効期間を延長します。
3.2.4 お客様の近親族が亡くなった場合に、お客様が死亡証明書のコピーと、亡くなった方との関係を証明するのに必要なその他の証拠を提出した場合、弊社はお客様と同じ予約に含まれる同行する搭乗者の航空券の有効期限を、死亡日から最大45日間延長します。
3.3 航空クーポンの変更と順序に従った使用
3.3.1 お客様の航空券は、指定された日付に従って、出発地からストップオーバー地を経由して最終目的地まで、航空券に記載されている運送に対してのみ有効です。この第3.3条の規定に従い、すべてのフライト区間が航空券に記載された順序で使用されない場合、航空券は無効になります。ただし、該当する運賃差額と所定の事務手数料をお客様が支払う場合は除きます。
3.3.2 お客様がいずれかのフライトの変更を希望する場合(航空クーポンの使用順序を変更する場合を含む)、次の取り扱いとなります。
(a)お客様は、影響を受けるフライトの出発時刻の少なくとも48時間前に弊社に通知する必要があります。
(b)変更後のフライトの運賃が再計算されます、お客様は、新しい運賃に同意するか、発券当初のフライトを保持するかのいずれかをお選びいただけます。
(c)お客様が新しい運賃に同意することを選択した場合、航空券は再発行されます。新しい運賃が所定の支払い済みの運賃よりも高い場合、お客様は運賃差額に加えて事務手数料を支払う必要があります。
3.3.3 不可抗力によりいずれかの事項の変更を余儀なくされた場合、次の取り扱いとなります。
(a)お客様は、可能な限り速やかに弊社に連絡する必要があります。
(b)お客様は、不可抗力の十分な証拠を提示する必要があります。
弊社は、運賃を再計算することなく、お客様が次のストップオーバー地または最終目的地まで旅行できるよう合理的な努力を払います。
3.3.4 お客様が事前に弊社に通知せずに、航空券に記録された方法でフライト区間を利用しなかった場合、次の取り扱いとなります。
(a)お客様は、規定の「ノーショー」手数料と事務手数料を支払う必要があります。
(b)第5.5.6条に従い、未使用の航空クーポンは、お客様が規定の「ノーショー」手数料と事務手数料を支払わない限り無効となります。
(c)お客様が払い戻しを希望される場合、かかるご要望には該当する航空券および運賃規則が適用されます。
4.1 運賃
4.1 お客様が航空券に支払った運賃は、特に明示的に示されていない限り、航空券に記載の日付と時間における出発地の空港からストップオーバー地を経由し、目的地の空港までのお客様およびお客様の手荷物の運送にのみ適用されます。
4.1.2 複数の経路が利用可能な場合、お客様の航空券にはその運賃に適用される運送の経路が指定されます。
4.1.3 運賃には、空港間および空港と市内ターミナル間の地上交通機関、またはその他の交通機関やサービスは含まれません。ただし、これらのサービスが含まれていることが航空券に明示的に記載されている場合を除きます。
4.1.4 お客様の運賃は、航空券に対するお支払い日時点で有効な、航空券に記載されている特定の日付および旅程に対する弊社の利用規定に基づいて算出されます。
4.1.5 お客様が旅程または搭乗日を変更する場合、運賃が変更される場合があります。
4.1.6 適用される運賃をお支払いいただけない場合、弊社は、運送を拒否する権利を留保します。
4.1.7 お客様の運賃には、「運賃規則」と呼ばれる、以下に関する特定の条件および/または制限が定められている場合があります。
(a)航空券と有効期間
(b)予約および航空券の発券条件
(c)規定の「ノーショー」手数料、変更手数料、キャンセル手数料、および事務手数料
(d)手荷物許容量
(e)航空券の払い戻し規則と料金
これらの条件や制限は、本運送約款の条項に組み込まれることもあれば、本運送約款の条項を変更したりすることもあります。航空券を購入する前に、適用される運賃規則をお客様にお知らせします。
4.2 税金、手数料、料金
4.2.1 お客様は、お客様から徴収する義務が弊社にあり、お客様の運送に対して政府または他の当局によって課された、または空港の運営会社から旅客に対して課されたすべての税金、手数料、および料金を弊社に支払う必要があります。弊社は、かかる税金、手数料、料金をお支払いいただけない場合、運送を拒否する権利を留保します。
4.2.2 航空券をご購入いただく際、弊社は、運賃に含まれない税金、手数料、料金に関してお客様にお知らせします。通常、それらは航空券に別途記載されます。 これらの税金、手数料、料金は弊社が決定するものではなく、政府やその他の当局、または空港の運営会社によって変更される可能性が常にあり、航空券の発券日以降に課せられたり増額されたりする可能性があります。
4.2.3 航空券に記載されている税金、手数料、または料金にかかる増額があった場合は、運送前にお客様に差額分をお支払いいただく可能性があります。 同様に、航空券の発券後であっても、新たに税金、手数料、または料金が課された場合は、運送前にお客様に差額分をお支払いいただく可能性があります。 航空券の発券時に弊社にお支払いいただいた税金、手数料、または料金が取消または減額された場合、かかる税金、手数料、または料金は適用されなくなるか減額となるため、お客様は払い戻しを請求することができます。
4.2.4 お客様が航空券を使用しないか、航空券の一部のみを使用した場合、あるいは税金、手数料、または料金が取消、減額されるかお客様の運送に適用されなくなった場合、お客様は支払い済みのかかる税金、手数料、または料金の払い戻しを必要に応じて請求できます。ただし、該当する事務手数料が差し引かれます。 弊社は、関連する政府や当局、または空港の運営会社から弊社が回収できない税金、手数料、または料金を払い戻さない権利を留保します。
4.3 例外的な状況での追加料金
4.3.1 例外的な状況では、第三者によって、弊社の業務に通常は適用されない種類または金額の料金が課される場合があります(たとえば、民間航空への不法な妨害によって生じた割増保険料や追加のセキュリティコストなど)。弊社は、弊社が制御できない例外的な状況によって引き起こされる運用コスト(たとえば、燃料費)の大幅な増加の影響を受ける可能性があります。 そのような場合は、次の取り扱いとなります。
(a)お客様は、弊社がお客様の運送に支払いを求める料金すべてを、発生した追加コストに相当する金額、運賃追加料金として弊社に支払う必要があります(航空券の発券日以降に課された場合でもお支払いいただきます)。
(b)弊社はできるだけ迅速に追加料金についての詳細をお客様にご連絡いたします。
(c)お客様のお問合せ連絡先を利用して連絡できなかった場合は、チェックインの際に適用される追加料金をお知らせすることになります。
(d)第10.2条の条項に従って、お客様が運賃追加料金を支払わないことを選択し、お客様の都合以外の理由による航空券の払い戻しを受けることは自由です。その場合、弊社はお客様に対して他のいかなる責任も負いません。
4.3.2 例外的な状況の追加料金がお客様の運送の全体または一部に適用されなくなった場合、または支払金額が少なくなる場合、お客様は支払済みのかかる追加料金の払い戻しを請求できます。 かかる払い戻しを請求する方法の詳細については、弊社または指定代理店にお問い合わせください。
4.3.3 適用される追加料金をお支払いいただけない場合、弊社は、運送を拒否する権利を留保します。
4.4 通貨
4.4.1 お客様は、運賃、税金、手数料、料金、および例外的な状況の追加料金を、運送が開始される国の通貨で支払う必要があります。ただし、弊社または指定代理店が別の通貨での支払いを要求した場合を除きます。 弊社は、かかる支払いを電子的または現金以外の他の手段で行うよう指示する場合があります。
4.4.2 弊社は、規制に従って定められた為替レートを適用した別の通貨での支払いを受け入れることを決定する場合があります。
5.1 予約条件および予約の変更
5.1.1 弊社または弊社の指定代理店は、お客様の予約を予約データベースに記録します。弊社は、ご要望に応じて、予約の書面による確認書をお客様に提供するか、予約時に指定されたメールアドレスに送信します。
5.1.2 運賃によっては、予約を変更またはキャンセルする権利を制限または除外する条件が定められており、弊社は予約時にお客様にその詳細をお客様にお知らせします。
5.1.3 出発、到着時に医療面での支援や特別な支援を必要とするか、飛行中に支援を必要とする可能性のある病状またはその他の条件をお客様がお持ちの場合(たとえば、第7.2条から第7.4条に規定されている状況)、次のすべての条件を満たす必要があります。
(a)お客様が予約時に弊社にお知らせいただく必要があります。
(b)かかる予約は、医療上の了解条件を満たすことができるようにするため、第7条に記載されている事前通知期間より前に行われる必要があります。
(c)必要な事前通知が行われない場合、該当する医療上の了解条件を満たすための時間が不足しているため、予約を受け入れることができない可能性があります。
5.1.4 第7.3条において要求される診断書による了解とそのような了解内容に付随する条件を満たしていると弊社が理解するまで、お客様の予約は暫定的なものとなります。アメリカ合衆国またはその他の特定の国へのフライトをご利用の場合、第5.1.3条に規定されている条件をお客様が満たす必要がないと現地の法律に定められていることがあります。お客様は、条件の相違点について弊社にお問い合わせください。詳細については、弊社のウェブサイトをご覧ください。
5.1.5 お客様が特別な条件をご要望の場合、または特別食、特定の座席、ショーファー(リムジン送迎)サービス、車椅子の補助、バシネットの使用などの補助的な商品を購入した場合、お客様が元の予約に変更(日付の変更、ご利用のクラス、キャンセルや再予約など)を加える際にかかる要件を再提出する必要があります。この場合、お支払い済みの金額がすべて充当されます。
5.2 発券期限
5.2.1 弊社または弊社の指定代理店がお知らせした一定の発券期限までに航空券に適用される運賃、税金、手数料、料金、および追加料金をお客様が支払わなかった場合、弊社は追加の通知または義務なしにお客様の予約をキャンセルするものとします。
5.3 個人情報
5.3.1 お客様は、個人情報を以下の目的で弊社に提供したことを認め、同意するものとします。
(a)予約する
(b)航空券およびお客様の運送に関連するすべての付随文書を購入、記録、発券する
(c)運送および運送に付随するすべてのサービスをお客様に提供する
(d)お客様のご質問やご要望に対応する
(e)会計管理
(f)請求および監査手順とその他の管理目的
(g)車椅子の支援やリムジンサービスなど、第三者プロバイダーによる付随サービスを受ける
(h)サービスの開発と提供、ゲスト認識プログラムの管理
(i)入国手続きを円滑に行う
(j)保安上の検査、手続きを円滑に行い、条件を満たす
(k)税関管理を取り扱う
(l)犯罪を防止および発見し、旅行に関連してかかるデータを政府機関に提供する
(m)顧客窓口に関する問題
(n)お客様との今後の取引に役立つ統計の分析
(o)マーケティングおよびシステムのテスト、開発、トレーニング
5.3.2 第5.3.1条に定める目的において、お客様は、弊社がかかるデータを保持および使用し、以下の当事者に送信および/または共有することを許可するものとします。
(a)弊社のオフィス
(b)弊社の指定代理店
(c)弊社グループの他の会社および/またはブランド
(d)弊社が弊社の権利と義務を譲渡した当事者
(e)レンタカー、ホテル、手荷物宅配、医療または感染症検査、リムジン、旅行保険、政府、政府機関など、関連サービスを提供する第三者企業
(f)クレジットカードおよびその他の支払いカード会社
(g)他の航空会社
(h)上記の目的で弊社が使用する第三者プロバイダー
5.3.3 弊社は、ダイレクトマーケティングの目的でもお客様の個人情報を保持することがありますが、適用法によって求められる場合はお客様の事前の許可を得るものとします。
5.3.4 機密性の高い個人情報(たとえば、健康や障害、宗教、犯罪歴などに関連するデータ)を弊社が取り扱う場合があります。 さらに、同じレベルのデータ保護を確保できない国に、お客様の情報が転送される可能性があります。お客様は弊社に機密な個人情報を提供することで、弊社がそれを処理し第三者機関に第5.3条で言及のある目的のために開示することに明確に同意したとみなされ、また弊社がお客様の個人情報をデータ保護が可能かどうか分からない国へ移管することもあるということを認識しておく必要があります。弊社は、随時有効な関連データ保護法に従って、お客様のデータを収集、処理、保管、保存、および転送することを約束します。
5.3.5 弊社は、一貫したサービスレベルの維持、詐欺の防止/検知、およびトレーニングの目的で、お客様との電話による会話を監視および/または記録する場合もあります。一部の航空機内は、安全と保安の目的で使用されるビデオコントロール監視システムが装備されています。
5.3.6 緊急時に連絡の取れる第三者の名前と連絡先情報が弊社から求められる場合があります。その目的で提示される情報の開示に対する第三者の同意を得る責任はお客様にあります。
5.3.7 スケジュールの変更やその他の緊急事項をお知らせするために連絡先情報が必要になるため、最も信頼できる連絡先情報を提示する責任はお客様にあります。弊社がお客様に関して保持している個人情報の内容をお知りになりたい場合や、弊社がお客様に関して保持している個人情報の修正を希望される場合は、お近くの弊社オフィスまたは弊社コールセンターまでお問い合わせください。
5.3.8 お客様は、お客様が不正確な情報を送信、保持、または処理した場合に、弊社および弊社の指定代理店の責任を問わないことに同意するものとします。
5.4 座席と機材
5.4.1 お客様が航空券を購入した後、所定の料金を支払うことにより、各フライト区間の特定の座席を指定できます。 オンラインチェックインが可能な場合は、座席を無料で指定できます。弊社は、事前の座席リクエストが尊重されるよう努めますが、以下のすべての条件が適用されます。
(a)弊社は、特定の座席の確保を保証することはできません。
(b)弊社は、搭乗後であっても、随時座席の割り当てまたは再割り当てを行う権利を留保します。これは、運航上の理由、安全上の理由、保安上の理由など、正当な理由で必要になる場合があります。かかる状況下では、弊社はお客様に別の列の同様の座席を割り当てるよう努めるものとします。
(c)弊社のウェブサイトに記載されている有料の事前座席指定に付随するご利用条件に従い、お客様が支払った座席指定料金の返金を除いて、弊社はお客様の座席変更について責任を負いません。
5.4.2 有料の事前座席指定は、適用法に定められているように、身体の不自由な旅客または移動が困難な旅客に付与される権利と競合しません。弊社は、14歳未満のお子様と一緒に旅行する親または保護者の方には、追加料金なしで並び席が割り当てられることを保証します。
5.4.3 お客様は、アームレストを下げた状態で単一の座席に安全かつ快適に着席し、シートベルトを締めることができる必要があります。ただし、シートベルトエクステンダーを1つまでご利用いただけます。お客様がこの条件を満たすことができず、弊社がそれ以外の方法で対応できない場合は、適用法に従い、お客様は旅程全体に対して2つ目の座席またはアップグレード(他の座席に空席があることが条件です)を購入する必要があります。フライトが満席の場合、またはお客様が2つ目の座席やアップグレードを購入しなかった場合、お客様の旅行は拒否されます。かかる状況では、次に利用可能なフライトで追加の座席を購入することができます。 お客様が追加の補償を受けることはできません。弊社の機材における座席のサイズの詳細については弊社にお問い合わせください。
5.4.4 弊社は、お客様の運送において時刻表に記載された(または航空券の発券時に提示された)機材で運航するよう努力を払いますが、特定の機材が使用されることや特定の座席レイアウトが提供されることを保証できません。弊社は、運航上の理由、安全上の理由、保安上の理由のいずれかにおいて、お客様の運送に関わる機材を変更する権利を留保します。また、お客様が予約時に確定したクラスより低い別のクラスに移動していただく場合もあります。お客様のダウングレードが発生した場合、弊社は第9.3.2条に従って対処するものとします。
5.4.5 弊社は、他の航空会社によって弊社のために運航される航空機で弊社の機材を一時的に補ったり、他の航空会社からリースされた航空機を使用したりする場合があります。その場合、弊社が宣伝する機材や弊社のサービスのために通常運行される機材とは、機内の配置や設備が異なります。かかる状況では、弊社または指定代理店は以下の点に努めるものとします。
(a)航空機の運航会社についてお客様にお知らせします。
(b)弊社の通常のフライトと同じレベルの機内サービスがお客様に提供されるようにします。ただし、これが常に可能であることは保証できません。
5.5 リコンファームとノーショー手数料
5.5.1 予約のリコンファームは必要ありません。
5.5.2 お客様の旅行に関わる他の航空会社のリコンファーム要件について当該航空会社に直接確認する責任はお客様にあります。 必要とされる場合、航空券に記載の航空会社コードの航空会社でリコンファームを行ってください。 他の航空会社が何らかの理由で1つ以上の予約をキャンセルした場合、弊社はその責任を負わないものとします。この理由には、お客様がリコンファームの条件を満たさなかった場合が含まれますが、これに限りません。この場合、お客様の乗り継ぎ便ご利用の権利または払い戻しは、当該航空会社の運送約款に基づきます。
5.5.3 予約が確定しているフライトにお客様が搭乗されなかった場合、運賃規則に定められている「ノーショー」手数料がお客様に請求されます。また、弊社は、弊社の裁量により、お客様に既に割り当てられている座席を使用する権利も留保します。その際、第10条に規定されている場合を除き、かかる予約に関連して支払われた運賃または料金を弊社が払い戻す義務はありません。
5.5.4 チェックイン締め切りより前に予約が確定したフライト、またはチェックインしたフライトにお客様が搭乗しなかった場合、搭乗券に記載されている搭乗時刻までに搭乗ゲートにお越しいただけなかった場合、または発券済みの旅程に沿って旅行できないことをお客様から事前に(フライトの出発前に)弊社にご連絡いただかなかった場合、お客様の以降のフライト予約はすべてキャンセルされます。ただし、事前に弊社にご連絡いただいた場合、お客様のそれ以降のフライト予約はキャンセルされません。
5.5.5 お客様が利用する弊社のフライトの出発空港が欧州連合または英国の場合、次の取り扱いとなります。
(a)お客様が何らかの理由で航空券のフライト区間に搭乗できなかったか使用しなかったが、追加の支払いや運賃の調整なしにそれ以降のフライト区間の利用を希望される場合、使用しなかったフライト区間の出発時刻から24時間以内にお客様が弊社に連絡し、残りのフライト予約の有効性を維持するよう弊社に依頼する必要があります。上記の方法でご利用の意思をお知らせいただいた場合、追加料金や運賃調整なしで残りの旅程を維持いたします。
(b)上記(a)に記載された方法でご連絡いただけない場合、残りのフライト予約はキャンセルされます。お客様がこの航空券を使用してご旅行を続けることにした場合、空席状況に応じて、最初に購入された航空券と、航空券の再発券時点で変更後の旅程に適用される同クラスの高い運賃との差額をいただきます。ただし、最初に購入した航空券の運賃規則のほうがお客様に有利な場合、その運賃規則が適用されます。
5.5.6 弊社は、第5条に定めるこれらの条件をお客様が遵守しなかったことから生じる損失または費用については責任を負いません。
6.1.1 お客様は、政府機関により求められる手続きと出発手続きを行うために、フライト出発時刻より十分前もって指定されたチェックインカウンターと搭乗ゲートにお越しいただく必要があります。いかなる場合も、規定されたチェックイン締め切りに遅れた場合は手続きを行うことができません。 チェックイン締め切りと搭乗時刻は空港ごとに異なり、変更される場合があります。 お客様ご自身でこれらの情報を確認し、遵守する必要があります。下記の第6.1.2条に記載されている通常の期限と異なる場合、航空券に記載されている最初のフライトのチェックイン締め切りを弊社または指定代理店がお客様にお知らせいたします。 以降のフライトについては、弊社または指定代理店が通知しない場合があるため、お客様自身でそれぞれのチェックイン締め切りをご確認ください。 弊社フライトのチェックイン締め切りは、弊社のウェブサイトに記載されています。または、弊社または指定代理店から入手することもできます。
6.1.2 ほとんどの空港では、チェックインは予定出発時刻の4時間前に開始されます。 チェックイン締め切りは、エコノミークラスをご利用の場合はフライト出発予定時刻の60分前、ビジネスクラスまたはファーストクラスをご利用の場合は45分前です。 締め切り時刻は異なる場合があるため、航空券をご確認ください。米国への直行便のチェックイン締め切りは、出発予定時刻の2時間前です。また、フライトの出発予定時刻の60分前までに米国プリクリアランス施設にお越しいただく必要があります。
6.1.3 クレジットカードを使用してオンラインで購入した航空券については、チェックイン時に航空券の購入に使用されたクレジットカード、旅客がクレジットカードの所有者でない場合はそのコピーの提示を求められる場合があります。
6.1.4 オンラインチェックインは、フライトの出発予定時刻の30時間前から1時間前までご利用いただけます。ただし、出発空港と到着空港によって異なります。オンラインチェックインの後、受託手荷物をお持ち場合、お客様はフライトの予定出発時刻の90分前までにチェックインカウンターで手荷物の預け入れ手続きを行う必要があります。米国への直行便をご利用の場合、フライトの出発予定時刻の120分前までにチェックインカウンターで手荷物をお預け入れください。
6.1.5 オンラインチェックインを行った場合、手荷物の預け入れ締め切り時刻と搭乗時刻をお客様にお知らせします。
6.1.6 お客様は、搭乗券に記載された搭乗時刻までに搭乗ゲートにお越しいただく必要があります。
6.1.7 チェックイン締め切りと搭乗時刻をお客様が遵守しなかった場合、弊社はお客様の予約をキャンセルする権利を留保します。搭乗時刻までに搭乗ゲートにお越しいただけなかった場合、お客様の運送は拒否され、受託手荷物は航空機から降ろされます。お客様およびお客様の手荷物が降ろされたことが原因でフライトが遅延した場合、弊社はお客様の行動の結果として合理的に発生したすべての費用を回収する権利を留保します。弊社は、お客様のそれ以降の運送を拒否し、お客様の航空券の未使用のフライト区間または弊社が保持するあらゆる資金をかかる費用に充当する権利を留保します。
6.1.8 お客様がこの第6条の規定を遵守しなかったことにより生じたいかなる損失または費用についても、弊社はお客様に対して責任を負いません。
7.1 運送を拒否する弊社の権利
7.1.1 弊社の裁量の合理的な行使として、および第7.1.2条に基づいてお客様の運送を拒否する権利に加えて、弊社のフライトでお客様またはお客様の手荷物を運送しないことをお知らせする以下の禁止通知が発行された日付以降のいずれの時点においても運送を実施しないことを弊社が書面でお客様に通知した場合、お客様またはお客様の手荷物の運送を拒否することがあります。
(a)禁止通知には、禁止が発効する日付と禁止が適用される期間が明記されます。禁止期間は無期限とされる場合があります。
(b)禁止通知には、弊社のフライトの航空券をお客様が購入できないこと、および他の人物に購入を依頼または許可できないことも記載されます。
(c)禁止期間中に弊社のフライトのいずれかで旅行を試みた場合、弊社はお客様の運送を拒否するものとします。お客様が取りうる唯一の手段は、お客様の都合以外の理由による運賃の払い戻しを受けることです。お客様が他の補償を受けることはできません。
7.1.2 お客様が有効な航空券を所持し、フライトの搭乗券を所持している場合でも、以下の1つ以上の事象が発生した場合、または発生すると弊社が合理的に判断した場合は、必要に応じて予告なしにお客様またはお客様の手荷物の運送を拒否したり、航空機から降機していただくことがあります。
(a)適用される政府の法律、規制、指令、または方針に準拠するために、かかる措置が必要である場合
(b)お客様および/またはお客様の手荷物の運送が、航空機、他の旅客、または乗務員の安全、健康、保安を危険にさらしたり影響を与えたりする、他の旅客または乗務員の快適性に重大な影響を与える、航空輸送の秩序ある実施を妨害したり、妨害するように見えたりする場合
(c)アルコールや薬物による障害を含む、お客様の精神的または身体的状態が、お客様ご自身、他の旅客、乗務員、航空機、または所有物に対する危険またはリスクを示している、または示しているように見える場合
(d)フェイスマスクまたは同様の顔の覆いの着用、非侵襲的な体温または温度測定の実施、健康申告書への記入、または同様の要件など、医療に関連する政府または航空会社の指令に従うことをお客様が拒否した場合
(e)お客様が旅行を続行することが許可されると、アルコールまたは薬物による障害を含むお客様の精神的または身体的状態が、航空機に搭乗している他の旅客に重大ないらだちや不快感を与える可能性が高いと思われる場合。かかる状況では、弊社の裁量により、お客様が予約されているクラスとは異なる搭乗クラスでお客様を運送することを申し出るものとします。弊社が申し出たクラスでの旅行にお客様が同意した場合、運賃の差額は払い戻されません。
(f)お客様ご自身またはお客様の手荷物について、必要な保安検査、医療上の検査、または同様の検査を受けることをお客様が拒否した場合
(g)航空会社または政府が義務付けた保安検査を受けた後、質問された保安上の質問に対して満足のいく回答をお客様が提示できなかった場合、またはセキュリティプロファイリングの評価または分析にお客様が合格しなかったか、手荷物のセキュリティシールや搭乗券のセキュリティステッカーを改ざんまたは取り外した場合
(h)お客様の運送に適用される運賃、税金、手数料、料金、追加料金を全額支払っていない場合
(i)弊社の判断で、お客様が有効または合法的に取得した渡航書類を持っていない場合。必要なビザ要件を満たしていない場合。詐欺的な手段で渡航書類を入手した場合。有効な渡航書類がないか入国要件を満たしていないにもかかわず、乗り継ぎを通じてある国への入国を試みている場合。フライト中またはチェックインから搭乗まで間に渡航書類を破棄したり、渡航書類の乗務員への引き渡しを拒否したりした場合、要求されたときに渡航書類のコピーを拒否した場合
(j)違法または詐欺的な手段(たとえば、盗まれたクレジットカードやデビットカードを使用したり、旅客ロイヤルティプログラムのフライト特典を誤ってまたは不正に引き換えたりするなど)によって取得された、または取得されたと思われる航空券、弊社または弊社の指定代理店以外の事業体から購入された航空券、発行元の航空会社によって取り消しまたは無効化された航空券、または偽造、偽造、改ざんされているように見える航空券をお客様が提示した場合
(k)航空券に記載されている人物であることをお客様が証明できない場合
(l)航空券の購入に使用されたクレジットカード(またはクレジットカードの許容されるコピー)、または航空券がウェブサイトやコールセンターを通じて購入された場合は弊社が指定した代替承認証明を、お客様がチェックイン時に提示できない場合
(m)航空クーポンの順序および使用に関して第3.3条に記載されている条件をお客様が遵守していない場合、または弊社または弊社の指定代理店以外が発券または変更した航空券をお客様が提示した場合
(n)搭乗前であるかフライト中であるかを問わず、地上スタッフまたは乗務員によるお安全または保安に関する航空機の指示をお客様が遵守しない場合、それらのスタッフの任務の遂行を妨害または邪魔した場合、または弊社が使用する航空機や他の機器を破損、改ざん、あるいはそうするよう脅迫した場合
(o)上記のいずれかの行為または不作為を弊社または別の航空会社に対してお客様が以前に行ったことがあり、再度行う可能性があると弊社が信じる理由がある場合
(p)チェックイン時、フライトへの搭乗時、または接続便からの降機時、離陸前の機内、接続便の機内、または弊社のサービスを受けている間にお客様が犯罪行為にかかわった場合
(q)脅迫的、虐待的、侮辱的、嫌がらせ、または下品な言葉をお客様が使用した場合。搭乗前またはフライト中、接続便からの降機中、弊社のサービスを受けている間、または離陸前の機内で、お客様が地上スタッフ、乗務員、他の旅客に対して脅迫的、虐待的、侮辱的な態度で行動した場合
(r)弊社または別の航空会社による以前の運送に関連して、お客様が禁止されている行動をしており、かかる行動をお客様が繰り返す可能性があると弊社が判断した場合。お客様の行動に関連する理由により、お客様が以前に別の航空会社による運送を拒否されたことがある場合。弊社または別の航空会社による以前の運送に関連して、第11.1条によってお客様に課された義務のいずれかをお客様が果たさなかった場合
(s)他の旅客の安全、保安、快適性に関連する弊社の指示(たとえば、とりわけ第5.4.3条に規定されている座席条件、機内持ち込み手荷物の収納、喫煙、アルコールの消費、薬物の使用、携帯電話、ラップトップコンピューター、PDA、ウェアラブルテクノロジー、スマートウォッチ、ポータブルレコーダー、ポータブルラジオ、CD、DVD、およびMP3プレーヤー、電子ゲーム、送信デバイスを含む電子機器の使用)をお客様が遵守しないか、機内で無秩序および混乱を引き起こした場合
(t)爆発予告、ハイジャック予告、またはその他の保安上の脅威を生み出したか生み出そうとした(または生み出したように見える)場合
(u)お客様の渡航先または乗り継ぎ予定国、またはストップオーバーを予定している国の入国管理局やその他の当局から、お客様が有効な渡航書類を持っていてもその国への入国が許可されないことを弊社が(口頭または書面で)知らされた場合
(v)お客様またはお客様が同行者として責任を持つ人物の出発国の入国管理局またはその他の当局から、法律、裁判所命令、または保釈条件によって航空機の出発地の管轄区域を離れることを許可されていないことを弊社が(口頭または書面で)知らされた場合
(w)政府当局がお客様に関して弊社に合法的に提示を求めた、お客様が所持しているかお客様が入手可能な情報を、お客様が弊社に提示しないか提示を拒否した場合、またはお客様が提示したかかる情報が虚偽であるか誤解を招くと思われる場合
(x)座席条件に関する第5.4.3条の条件をお客様が満たしていない場合
(y)搭乗に適した健康状態に関する第7.3条の条件をお客様が満たしていない場合
(z)妊娠中の旅客および新生児の運送、同伴者のいない未成年者の運送、病気の旅客の運送、電子機器およびアイテムの使用制限、アルコール飲料の機内消費、または銃器や危険物の運送に関する第17条の条件をお客様が満たしていない場合
(aa)お客様が薬物を違法に所持しているか、所持していることを弊社が合理的に疑う場合
7.1.3 第7.1.2条に規定されたいずれかの事象が生じる可能性があると弊社が信じるかどうかを判断する際、弊社が質問する義務は負わないものとします。弊社は、独自の裁量により、航空券の残りの未使用部分をキャンセルする可能性があります。お客様は、お客様が運送を拒否されたフライト区間または航空券に記載されている後続のフライト区間に関して、旅行を完了することもフライト区間の払い戻しを受けることもできません。 かかる運送の拒否または運送の途中でお客様が航空機から降機したことにより生じたいかなる損害または損害についても、弊社は責任を負いません。弊社は、第11.2条に従って、かかる降機にかかるすべての合理的な費用と出費をお客様に請求する権利を留保します。
7.1.4 第7.1.2条に明記されたいずれかの理由によりお客様の運送が拒否された場合、お客様は弊社が被る以下の合理的な費用および出費すべてについて責任を負うものとします。
(a)お客様によって損傷、紛失、または破壊された資産を修理または交換するための費用
(b)お客様および/またはお客様の手荷物を降ろす目的で航空機が目的地外着陸または遅延したことによる費用
(c)お客様の行動によって影響を受けた他の人物を補償するための費用
さらに、弊社はお客様の航空券の未使用部分または弊社が保持しているお客様の資金に相当する価値をかかる費用または出費に充当できるものとします。
7.2 特別なサポート
7.2.1 同伴者のいないお子様、移動が困難な方、妊娠中の女性、病気の方、または特別なサポートが必要な方(車椅子など)の運送に関しては、必要となる特別なサポートの手配を発券時に弊社に依頼し、第7.4条および第17条に記載された該当する手順に従うことをお勧めします。
7.2.2 お客様の特別なサポートの必要条件が、弊社がお客様を運送すると合意した後に悪化した場合、その状況における変化を直ちに弊社に連絡し、運送に関して弊社がさらに合意するかどうかを再度尋ねなくてはなりません。発券時に何らかの制限または特別な条件をお持ちであると弊社に申告があり、弊社が合意した旅客は、本運送約款を遵守しない場合を除き、かかる制限や特別な条件に基づいて運送を拒否されることはありません。
7.2.3 アメリカ合衆国またはその他の特定の国との間のフライトをお客様が利用する場合、適用される現地の法律により、本第7.2条に記載されている条件のすべてまたは一部を遵守する必要がないことが規定されている場合があります。お客様は、条件の相違点について弊社にお問い合わせください。
7.3 搭乗に適した健康状態
7.3.1 お客様は、運送のために航空機に搭乗する前に搭乗に適した健康状態でなければなりません。搭乗に適した健康状態に関する弊社のガイドラインについては、弊社ウェブサイトをご覧ください。
7.3.2 弊社は、旅行の条件として、健康に関する質問表または申告書への記入をお客様に求める場合があります。 さらに、資格のあるスタッフによる追加の質問または検査を受けるよう求められる場合もあります。かかる質問票や申告書への記入をお客様が拒否した場合、またはお客様が搭乗に必要な健康状態を満たしていない場合、弊社は独自の裁量によりお客様の搭乗を拒否する可能性があります。 そのような場合、お客様は将来の旅行に使用できるクレジットを受け取ることができます。 払い戻しやその他の補償を受けることはできません。
7.3.3 飛行機の普通の運航によって悪化するかもしれない病状があるかどうか、あるいはフライトが終わるまでにプロの医療サポートがないと大変なことになるのではないかと不安に思ったり、知っておくべき何か妥当な理由がない限り、医療的な診断は必要ありません。ただし、以下の方は除きます(お客様がアメリカ合衆国との間のフライトをご利用の場合は、これらの条件の一部またはすべてが免除される可能性があります)。
(a)活発に伝染・感染すると思われる病気を患っている方
(b)最近大病を患った方
(c)身体的または心理的に不安定な状態のため、他の旅客を危険にさらしたり不快感を与えたりする可能性が高い方
(d)早産児と一緒に旅行する方(弊社では保育器は用意していません)
(e)担架の使用が必要な方
(f)搭乗により悪影響を受ける可能性がある病状にある方
(g)目的地外着陸の可能性など、他の乗客の安全または定時運航を脅かす恐れのある状態にある方
(h)機内酸素を必要とする方や、携帯型酸素濃縮器(POC)または人工呼吸器を使用している方
(i)バッテリー駆動の医療機器が必要な方(CPAPを除く)
(j)飛行中に注射などの医療処置を施す必要がある方
(k)ご自身で食事をする、フライト中にトイレを使用する、必要に応じて機内を移動する、また機内から避難するためにサポートを必要とする方
上記のいずれかに該当するお客様は、弊社の医療部門から事前の許可を得た場合に限り、フライトをご利用いただけますが、付添人や身の回りの世話人とご一緒にご旅行いただくようお願いすることがあります。かかる承認を依頼する場合、弊社ウェブサイトからMEDIFフォームをダウンロードの上、記入してください。
7.3.4 正しく記入されたMEDIFフォームは、ご利用のフライトから14日以内の日付が記載され、登録開業医によって署名された、お客様が予約済みのすべてのフライトへの搭乗に適した健康状態であることを確認する証明書の原本と共に、フライトの72時間前までに弊社に提出する必要があります。 一定の予防策を講じることを条件に搭乗に適しているとアドバイスされた場合、かかる予防策を確実に講じる責任はお客様にあります。
7.3.5 何らかの理由(弊社または弊社の指定代理店に起因する理由を除く)でフライト中に病気になった場合、お客様は、弊社が被った以下の合理的な費用および出費すべてを弊社に賠償するものとします。
(a)機内での治療、地上でのお客様の輸送、または第三者による治療の結果生じた費用
(b)お客様が本運送約款の規定に違反した場合に、医師の治療を受けるために航空機を目的地外着陸させたことによる費用。弊社は、お客様の航空券の未使用部分または弊社が保持しているお客様の資金に相当する価値をかかる費用または出費に充当できるものとします。
7.4 妊娠中の旅客、乳幼児、お子様の運送
7.4.1 お客様が妊娠しているか妊娠28週目以降の場合、以下のすべての条件を満たす医療報告書または書類をお客様が提示する場合に限りご搭乗いただけます。
(a)適切な資格を持つ医師または助産師によって署名されている。
(b)期日が明記されている。
(c)お客様の妊娠に合併症が伴っていないことを明記している。
(d)お客様がいつまで搭乗に適した健康状態であると思われるかに関する最新の日付を弊社に知らせている。
7.4.2 妊娠35週目以降の場合は4時間を超えるフライト、妊娠36週目以降の場合はすべてのフライトについて、フライトをご利用いただくにはお客様が弊社の医療部門から事前の許可を得る必要があります。お客様の妊娠が通常とは異なる場合(双子や三つ子など)、妊娠32週目以降の旅行は許可されません。妊娠中のお客様のためのガイドラインについては、弊社のウェブサイトをご覧ください。
7.4.3 新生児の運送は、出生後7日目までは許可されません。医学的合併症のない出産であった場合に限り、それ以降は許可されます。通常とは異なる出産や早産の場合、弊社の医療部門からの事前の許可が必要です。
7.4.4 5歳から17歳までのお子様は、弊社ウェブサイトに記載されている同伴者のいないお子様向けサービスを利用する場合のみお1人でご搭乗いただけます。
8.1 手荷物許容量
8.1.1 手荷物許容量は、お客様が購入した航空券によって異なります。適用される規制および制限に従い、お客様は航空券に指定されている許容量に応じて手荷物をお持ちいただけます。詳細は弊社ウェブサイトをご覧ください。
8.2 超過手荷物
8.2.1 規定の手荷物許容量を超える手荷物をお持ちの場合、超過手荷物料金のお支払いが必要です。これらの料金は、ご要望に応じて弊社または指定代理店にお支払いいただけます。弊社は、手荷物許容量を超える手荷物のお持ち込みを拒否する権利を留保します。弊社は、航空機に適切なスペースがあり、お客様が超過手荷物の輸送に必要な追加料金を支払った場合に限り、お客様と同じフライトで超過手荷物をお運びいたします。 超過手荷物の料金については、弊社ウェブサイトをご覧ください。
8.3 手荷物として受託できない物品および変質・腐敗する物品
8.3.1 手荷物に以下の物品を入れることはできません(受託手荷物または機内持ち込み手荷物のいずれであるかにかかわらず適用されます)。
(a)国際民間航空機関(ICAO)の危険物の航空安全輸送に指定されている品目や、国際航空輸送協会(IATA)の危険物規則書およびLAGS規則で指定されている品目など、航空機または機内の乗客や財産を危険にさらす可能性が高い物品
(b)適用される法律、規制、またはいずれかの国の指令によって出入国を禁止されている物品
(c)それ自体が危険または安全でないため、重量、サイズ、形状、または特性のため、あるいはとりわけ使用される機材の種類を考慮すると壊れやすいまたは傷つきやすいため、運送に不適切であると弊社が合理的に判断した物品。受け入れられない物品に関する情報は、お問い合わせがあればご提供いたします。
(d)弊社の規制により持ち込みが制限または禁止されている物品
8.3.2 受託手荷物または機内持ち込み手荷物としての持ち込みが禁止されている、受け入れられない、制限されている、および許されていない物品の詳細な最新のリストは、弊社ウェブサイトをご覧ください。一部のお手荷物は、所定の条件を満たした場合(すなわち弊社による事前承認を得た場合)に限りお持ち込みまたはお預け入れいただけます。弊社による承認の取得に関する情報も弊社ウェブサイトに掲載されています。受託手荷物および機内持ち込み手荷物には、弊社の規則または通知に随時指定するその他の物品も入れないでください。
8.3.3 お客様のご要望に応じて、または弊社が依頼したために、機内持ち込み手荷物が受託手荷物となった場合、お客様は、受託手荷物に入れることが禁止されているすべての物品を直ちに取り出す必要があります。
8.3.4 受託手荷物には壊れやすい物または腐りやすい物を入れないでください。
8.3.5 禁止されている物品が手荷物に入っているか、推奨されている方法に反した方法で持ち込まれた物品があり、お客様の手荷物またはその他の資産に損失または損傷が確認された場合、弊社はお客様の寄与過失によってそれが発生したとみなすものとします。弊社は、かかる損失または損害の結果として弊社が合理的に被ったあらゆる直接費用をお客様から回収する権利を留保します。
8.4 手荷物を拒否する権利
8.4.1 弊社は、許可された方法である場合を除き、第8.3条に記載されている物品の手荷物としての持ち込みを拒否します。また、かかる物品の存在が弊社に伝えられて判明したのか弊社が発見したのか、あるいはそのタイミングにかかわらず、かかる物品が発見された場合、弊社はそれ以降の運送を拒否することがあります。
8.4.2 適切な容器に適切かつ安全に梱包されていると弊社が合理的に判断したのでない限り、弊社は手荷物の運送の受け入れを拒否する場合があります。弊社が受け入れない梱包や容器に関する情報は、お問い合わせがあればご提供いたします。
8.5 検査権利
8.5.1 安全および保安上の理由により、弊社はお客様を検査するとともに、お客様の手荷物に関する検査、スキャンまたはX線検査を請求することがあります。お客様が不在の場合であっても、弊社はお客様の立ち会いなしに、第8.3条に記載されている物品をお客様が所持していたりお客様の手荷物に含まれていないかを判断する目的で、お客様の手荷物を検査、スキャンまたはX線検査をする場合があります。お客様がかかる要求に応じることを認めない場合、弊社はお客様およびお客様の手荷物の運送を拒否する場合があります。検査またはスキャンによりお客様に損害が生じた場合、あるいはX線検査またはスキャンによりお客様の手荷物に損害が生じた場合、弊社の過失または不注意による場合を除き、弊社はかかる損害に対して責任を負わないものとします。
8.5.2 お客様は、政府関係者、空港関係者、警察、軍関係者、およびお客様の運送に携わるその他の航空会社による手荷物の保安検査を許可する必要があります。空港の保安要員、税関職員、または他の政府職員がお客様の管理下または手荷物から取り出した物品、および/または保管した物品については、弊社はお客様に対して責任を負わないものとします。
8.5.3 旅客が不在の場合でも損傷を引き起こす可能性なしに開封できるような方法で受託手荷物を保護することを求めている、他の国の治安当局の条件を確認し、遵守することは責任はお客様にあります。
8.6 受託手荷物
8.6.1 受託される手荷物の引き渡しをもって、弊社は当該手荷物を保管するとともに、各受託手荷物に対し手荷物識別タグを発行するものとします。弊社が受け入れる受託手荷物の最大寸法および/または重量には規定があり、弊社ウェブサイトでご確認いただけます。
8.6.2 受託手荷物には、お客様の氏名、または他の個人の身分を証する記載(連絡先の電話番号を含む)を付けなければなりません。
8.6.3 受託手荷物は、可能な限りお客様と同じ航空機で運送されますが、弊社が不可能と判断した場合は、次に積載が可能な弊社の航空便で受託手荷物を運送します。お客様の受託手荷物が代替のフライトによって運送された場合、以下のいずれかに該当する場合を除き、弊社はお客様が提供した住所宛にお客様にお届けいたします。
(a)受け取る場所の適用法で、税関にお客様がいなくてはならないと指示している。
(b)受託手荷物のサイズ、重量、または特性に関連する代替航空機での受託手荷物の運送上の理由がある。
(c)お客様が本運送約款に従っていない。
この場合、お客様ご自身の費用を負担して到着空港で手荷物を回収する必要があります。
8.6.4 お客様の受託手荷物がお客様と同じ航空機で運送されないと弊社が判断した場合を除き、以下のいずれかに該当する場合、弊社はお客様の受託手荷物を運送しません。
(a)手荷物が積載されている航空機にお客様が搭乗しなかった。
(b)お客様が、搭乗後、離陸前または乗り継ぎ地点で、再搭乗せずに航空機を離れた。
8.6.5 お客様は、受託手荷物が損傷を被ることなく(通常の摩耗を除く)、通常および標準的な空輸に耐えるのに十分頑丈でしっかりと固定されていることを確認する必要があります。
8.7 機内持ち込み手荷物
8.7.1 弊社は、機内持ち込み手荷物の最大寸法および/または重量を指定する場合があり、以下のいずれかのスペースに収納できる必要があります。
(a)前の座席の下
(b)航空機の客室内にある保管コンパートメント
お客様の手荷物をこのような方法で保管できない場合、重量を超過している場合、または何らかの理由で安全でないと見なされる場合、第8.2条および第8.3条に従って受託手荷物として運ばなければなりません。
8.7.2 貨物室での輸送に適さない対象物(繊細な楽器など)、および第8.7.1条の条件を満たさない対象物は、以下のすべての条件を満たす場合に限り、弊社は航空機の客室内での運送を免責同意付きで受け入れます。
(a)お客様がチェックインより十分に前もって弊社に知らせた。
(b)弊社による許可を得ている。
(c)このサービスに適用される追加料金をお客様が支払った。
8.7.3 あるいは、物品が、第8.7.1条の条件を満たさない非常に高価な物品、楽器、または外交通信文書入りの袋であり、お客様が機内持ち込み手荷物とすることを希望される場合、以下のすべての条件を満たす場合に限り、客室内での運送が受け入れられます。
(a)お客様がチェックインより十分に前もって弊社に知らせ、弊社が許可を与えた。
(b)許可された物品をフライト中お客様の隣に保管する目的で、お客様が利用するのと同じクラスの座席を1席以上追加で購入した(空席がある場合に限ります)。
8.8 受託手荷物の受け取りおよび引き渡し
8.8.1 第8.6.3条に従って、お客様は目的地もしくはストップオーバー地においてお客様の受託手荷物の受け取りが可能になった際、ただちに当該手荷物を受け取る必要があります。目的地あるいはストップオーバー地で受託手荷物が受け取り可能であった時にお客様が受け取ることができなかった場合、弊社は弊社が決定する妥当な保管料金を請求することがあります。受託手荷物が受け取り可能になってから3か月以内に引き取られない場合、弊社はそれを処分し、お客様への通知または責任なしに処分による収益を弊社の利益のため保持することがあります。
8.8.2 手荷物が受託された際に旅客に引き渡された手荷物識別タグの所持者のみが、手荷物を受け取る権利を有します。弊社には手荷物を受け取る権利を有している手荷物識別タグの所持者の身元や正当性を確認する責任がありません。
8.8.3 手荷物を受け取ろうとする人が手荷物識別タグによって手荷物を特定できない場合、弊社は、彼または彼女がその権利を有することを弊社に十分に立証する場合に限り、当該手荷物を引き渡します。
8.9 動物
8.9.1 以下の条件に従って運送に関する書面による事前の許可を弊社から得ているのでない限り、弊社は動物の運送を拒否する権利を留保します。かかる動物の運送には、以下の条件が適用されます。
(a)お客様は、動物の国、州、地域への出国、入国、または通過に関して必要な出国、入国、衛生、およびその他の許可を、輸出入を管轄する官庁およびUAEの所管官庁から取得し、弊社に提出する必要があります。
(b)お客様は、かかる動物に対して完全な責任を負うものとし、弊社が運送に同意した動物が負った負傷、損失、遅延、病気、または死亡について、弊社はお客様に対して責任を負わないものとします。
(c)お客様は、航空機の貨物室で運送するため、動物に必要な食料と水の供給が適切に行われるように格納されている(または適用される法的要件に準拠した容器で運ばれている)ことを確認する必要があります。また、有効な健康およびワクチン接種証明書、入国許可証、通過および出国許可証、および入国または通過国により要求されるその他の書類が添付されている必要があります。この条件が満たされない場合、運送は受け入れられません。
(d)国、州、または地域でかかる動物の出国、入国、通過を拒否された場合、弊社はお客様に対して責任を負いません。結果として弊社に合理的に課されたか弊社が負担した罰金、費用、損失、または責任を負担する責任は、動物を持ち込んだお客様にあります。
(e)お客様が機内に持ち込もうとする動物の運送が拒否された場合の必要な手配は、すべてお客様だけが責任を持って行うものとします。
(f)航空機で運送しようとする動物の運送を拒否されたためにお客様が旅行できないことについて、弊社はお客様に対して責任を負いません。
(g)かかる運送には、運送に先立ってお客様に通知される、弊社が指定する追加の条件が適用される場合があります。
8.9.2 ハヤブサは、弊社が指定する条件に従って客室内での運送が受け入れられることがあります。条件は、お問合せがあれば詳細をお伝えします。
8.9.3 手荷物として受け入れられた場合、動物およびその容器と食料は無料の手荷物許容量に含まれず、超過手荷物として扱われるものとします。動物の運送が受け入れられるには、お客様が該当する超過手荷物料金を支払う必要があります。
8.9.4 障害をお持ちの旅客に同伴する盲導犬は、弊社が指定する条件に従って、通常の手荷物許容量に加えて受託手荷物として無料で運送されます。条件は、お問合せがあれば詳細をお伝えします。
8.9.5 米国発着便の場合、該当する現地の法律により、この第8.9条に規定されている条件のすべてまたは一部を遵守する必要がないことが規定されている場合があります。お客様は、条件の相違点について弊社にお問い合わせください。
9.1 スケジュール
9.1.1 時刻表またはeチケットの控えに表示されているフライト時刻は、時刻表の発表(公布)日と実際に旅行する日の間で変更されることがあります。弊社はお客様にフライト時刻を保証せず、また契約条件の一部を構成するものではありません。
9.1.2 お客様の予約を受け取る前に、弊社または弊社の指定代理店は予約時点で効力のある予定フライト時刻をお知らせし、その時刻が航空券に記載されることになります。弊社は、航空券発券の後に予定フライト時刻を変更することがあります。お客様の連絡先をお知らせいただいた場合、弊社または弊社の指定代理店はかかる変更に関してお客様に通知するよう最善の努力を尽くします。お客様の航空券購入後、弊社が著しく予定フライト時刻を変更し、それがお客様に不都合な場合、お知らせ後30日以内に迅速に弊社にご連絡いただき、代替フライトを予約してください。弊社がお客様に都合の良い代替のフライトを予約することができない場合、お客様は第10.2条に従って払い戻しを受け取ることができます。お知らせから30日が経過した後ご連絡いただいた場合、変更には運賃規則が適用されます。
9.2 欠航、ルート変更、遅延など
9.2.1 弊社は、お客様とお客様の手荷物の運送に遅延が生じないように合理的かつ必要な対策をすべて取ります。 これらの対策を取ると同時に、フライトの欠航を防ぐため、弊社は例外的な場合に限り、代替の航空会社または機材を手配してフライトを運航する可能性があります。ただし、かかる手配を行う義務を受け入れるものではありません。
9.2.2 以下のいずれかの状況が発生した場合、弊社は第9.2.4条に従って代替装置を講じます。
(a)弊社が運航するはずのフライトが欠航になった。
(b)スケジュールに従って合理的に運航できなかったか、目的地またはストップオーバー地に到着できなかった。
(c)お客様が確認済みの予約を保持している、弊社が運航する乗り継ぎ便に間に合わなかった。
この場合、お客様の合理的な利益を十分に考慮して、弊社は以下のいずれかの措置を講じるものとします。
(i)お客様が最初に予約していたのと同じ搭乗クラスに空席がある、可能な限り早い弊社の別の旅客定期便によってお客様とお客様の手荷物を運送します。この際、追加料金はかからず、必要に応じて航空券の有効期間が延長されます。
(ii)合理的な期間内に、弊社のフライトまたは弊社が選択した別の航空会社により、お客様およびお客様の手荷物を航空券に記載されている目的地(またはお客様が要望し、弊社の裁量で同意した代替目的地)に別の経路で運送します。この際、追加料金はかかりません。
(iii)第3.1.11条および第10.2条の規定に従って払い戻しを行います。
9.2.3 第9.2.2条に定められた事象が発生した場合、条約またはその他の適用される法律、規則、または規制により別途規定されている場合を除き、第9.2.2条に概説されている選択しは、お客様が利用可能な唯一かつ排他的な救済策であり、弊社はお客様に対してそれ以上の責任を負わないものとします。
9.2.4 フライトが遅延または欠航した場合、弊社は、遅延または欠航の理由と、現地の規制によって要求されているお客様の権利についてお客様にお知らせします。
9.3 搭乗拒否とダウングレード
9.3.1 第9.3.4条に基づき、お客様が有効な航空券をお持ちで、該当するチェックイン締め切りと搭乗時刻すべてに間に合っており、本運送約款が適用される理由またはその他の合理的な理由により搭乗を妨げられていない、弊社が運航するフライトで確定済みの座席を弊社が提供できない場合、弊社は以下の措置を講じるものとします。
(a)お客様に、後続のフライトの航空券に記載されたクラスまたは別の搭乗クラスをご利用いただきます。
(b)適用法および弊社のウェブサイトに掲載された搭乗拒否の補償ポリシーに従って補償を提供します。
追加の損失や費用について、弊社はお客様に対してこれ以外の責任を負わないものとします。
9.3.2 まれに、弊社は航空券に記載されている搭乗クラスの座席を提供できない場合があります。かかる状況において、航空券に記載されているよりも低い搭乗クラスにお客様がダウングレードされた場合、弊社は第9.3.4条に従って以下の措置を講じるものとします。
(a)お客様の発券された搭乗クラスとお客様が実際にご利用になった搭乗クラスに対して支払われる、適用される運賃、税金、手数料、料金、および追加料金の差額を返金します。
(b)適用法および搭乗拒否の補償ポリシーに従って補償を提供します。
または、第10.2条に従い、お客様の都合以外の理由による払い戻し受けることもできます。何であれ損失や費用について、弊社はお客様に対してこれ以外の責任を負わないものとします。
9.3.3 オーバーブッキングまたはその他の運用上の理由により旅客の一部が運送を拒否されると思われる合理的な根拠がある場合、弊社は、お客様の搭乗を強制的に拒否する前に、旅行クレジットの形式による自発的な補償と引き換えに座席を放棄するか意思があるどうかを弊社の側から積極的に旅客にお尋ねします。搭乗拒否の必要が生じた場合、弊社は、同伴者のいない未成年者、障害のある旅客、それらの旅客をサポートするために同伴するお客様、家族、同じ航空券で既に搭乗拒否されたことのある旅客が優先的にご利用いただけるよう努めます。
9.3.4 お客様が、特定の管轄区域にある空港から弊社が運航するフライトへの搭乗が拒否されたかダウングレードされた場合、または特定の管轄区域で航空券を購入した場合、お客様が以下の状況に当てはまる場合は、それに応じた措置が講じられます。
(a)確定済みの予約を保持している。
(b)適用されるチェックイン締め切りに間に合っており、本運送約款が適用される理由またはその他の合理的な理由により搭乗を妨げられていない。
(c)一般に入手できない無料航空券や割引運賃を利用していない。
この場合、お客様には一定の追加の権利と利益を受ける資格があります。弊社は、適用される規則で規定されている方法でこの情報をお知らせします。
9.4 EU規制261/2004に基づく補償請求
9.4.1 この条項は、EU規制261/2004に基づく補償請求に適用されます。
9.4.2 旅客は、代理請求を第三者に依頼する前に、請求を直接弊社に提出し、弊社が直接対応するまで28日または適用法で規定されている日数(いずれか短い方)待つ必要があります。請求は、feedback@etihad.aeに送信するか、オンライン請求フォームを使用して提出できます。
9.4.3 請求を行う旅客が請求を弊社に直接提出せず、第9.4.2条に基づく期間弊社の対応を待たない場合、弊社は第三者から提出された請求を処理しません。
9.4.4 第9.4.2条および第9.4.3条は、自分で請求を提出する能力がない旅客には適用されません。能力が不足している旅客の法定後見人が、その旅客に代わって弊社に請求を提出できます。 弊社は、法定後見人がその旅客に代わって請求を提出する権限を持っていることの証拠を要求する場合があります。
9.4.5 旅客は、同じ予約に含まれている他の旅客に代わって弊社に請求を提出することができます。弊社は、当該予約に含まれる他の旅客が代わりに請求することにその旅客が同意したことを示す証拠を要求する場合があります。
9.4.6 第9.4.3条および第9.4.4条で規定されている場合を除き、当該旅客に代わって行動する第三者の権限を示す適切な文書が添付されていない限り、弊社は第三者から提出された申請を処理しません。
9.4.7 旅客は、申請を直接弊社に提出する前に、法的顧問またはその他の第三者顧問に相談することができます。
9.4.8 支払いまたは払い戻しは、予約に使用された支払い用カードまたは予約に含まれる旅客の銀行口座に対して行われます。弊社は、当該銀行口座が関係する旅客によって保持されているという証拠を要求する場合があります。
9.4.9 弊社に対する補償、損害賠償、または払い戻しの権利の譲渡は、追加の顧客としてお客様のフライトの予約に登録されている自然人、および/または団体の一員である場合はその団体の他の旅客、および/または旅客が未成年者であるか法的に適格でない場合はその旅客の保護者に対して権利が譲渡される場合に限り有効とします。他のすべての場合において、弊社に対する補償、損害賠償、または払い戻しの権利を第三者に譲渡した場合は無効とみなされます。この譲渡の禁止は、請求の譲渡または代位が法律により義務付けられている場合は適用されません。
10.1 総則
10.1.1 適用される現地の規制に基づき、弊社は適用される運賃規則または料金規定に従って航空券または未使用部分を払い戻します。このとき、以下のすべての条件が適用されます。
(a)本条項の他の規定に従い、弊社は、当該航空券に記載された人物または当該航空券の代金を支払った人物(かかる支払いの証拠を提示した場合)に元の支払い方法と同じ方法で払い戻すものとします。
(b)当該航空券に氏名が記載された旅客以外によって航空券に対する支払いが行われ、払い戻しに制限がある旨が航空券に示されている場合、弊社は当該購入者、もしくは当該購入者が指定する人にのみ払い戻しを行います。
(c)払い戻しの請求は、当該航空券の有効期間内に行う必要があります(第3.2.1条)。
10.1.2 旅行の開始前または航空券の一部を使用済みの場合に、不可抗力によりお客様が旅行できなくなった場合、お客様が速やかに弊社に事前に通知し、かかる不可抗力の十分な証拠を提出した場合に限り、弊社は第10.3条に従って航空券の払い戻しを行います。
10.1.3 旅行の開始前または航空券の一部を使用済みの場合は旅客が死亡した場合、死亡証明書のコピーまたは弊社に満足のゆく代わりの証拠が弊社に提供された場合に限り、弊社は航空券の代金を支払った人物または近親族の方に、第10.2.1条に従って航空券の全額を払い戻します。
10.1.4 旅行の開始後に旅客が死亡した場合、弊社は、第10.2.1条に従って計算された航空券の未使用部分の払い戻しを行います。
10.1.5 旅行の開始前または航空券の一部を使用済みの場合に、お客様の近親族が死亡し、お客様が旅行を取りやめることにした場合、死亡証明書のコピーと故人との関係を立証するために弊社が要求するその他の証拠が弊社に提供された場合に限り、弊社は第10.2.1条に従って航空券の全額を払い戻します。
10.1.6 旅行の開始後にお客様の近親族が死亡した場合、死亡証明書のコピーと故人との関係を立証するために弊社が要求するその他の証拠が提供された場合に限り、弊社は第10.2.1条に従って払い戻しを行い、ストップオーバー地で最小限の期間の滞在をお客様に要求する航空券の制限を放棄します。
10.1.7 航空券の払い戻しの請求は、航空券を発券した事業体に対して行う必要があります。弊社ウェブサイトから購入した航空券の場合、弊社ウェブサイトからオンラインで返金を請求するか(この場合は手数料無料です)、弊社コールセンターまたは販売窓口を通じて返金を請求することができます(この場合は事務手数料がかかります)。オンラインで請求が行われ、お客様が払い戻しの対象となる場合、弊社は請求後30日以内に払い戻しを行います。
10.2 お客様の都合以外の理由による払い戻し
10.2.1 弊社が以下のいずれかに該当する場合の措置は次のとおりです。
(a)フライトが欠航になった。
(b)スケジュールに従って合理的にフライトを運航できなかった。
(c)お客様の予約が確定していて、チェックイン締め切りと該当する搭乗時刻に間に合っており、本運送約款で許可されている理由により運送が拒否されていないにもかかわらず、お客様をそのフライトで運送できなかった。
(d)目的地またはストップオーバー地に到着できなった。
(e)お客様が乗り継ぎ便の確定済みの予約を持っており、お客様のフライトの元の到着予定時刻と乗り継ぎ便の出発時刻の間に十分な乗り継ぎ時間が存在していたにもかかわらず、お客様が当該乗り継ぎ便に間に合わなかった。
これらのいずれかに該当する場合、特に指定のない限り、第3.1.11条に従って以下のとおり払い戻し額が決定されます。
(i)航空券がまったく使用されていない場合、支払われた運賃に等しい金額(税金、手数料、料金、および例外的な状況で発生した追加料金を含む)
(ii)航空券の一部が使用済みの場合、支払われた運賃(税金、手数料、手数料、および特別な状況で発生した追加料金を含む)と、当該航空券が利用された地点間の移動においてすでに利用されたフライトのマイル数に基づいて弊社が計算した適用運賃の差額(税金、手数料、料金、および例外的な状況で発生した追加料金を含む)以上の額
10.3 お客様の都合による払い戻し
10.3.1 適用される運賃規則または料金規定に従って、第10.2条に規定されている理由以外の理由で航空券の払い戻しの対象となる場合、払い戻しの金額は次のとおりです。
(a)航空券がまったく使用されていない場合、支払われた運賃(税金、手数料、手数料、および特別な状況で発生した追加料金を含む)から所定の事務手数料およびキャンセル料を差し引いた額
(b)航空券に利用済み区間がある場合、お支払い済みの運賃(税金、手数料、諸費用および例外的にお支払いいただいた追加料金を含む)と、当該航空券の利用済み区間に関して弊社が計算した適用運賃(税金、手数料、諸費用および例外的にお支払いいただいた追加料金を含む)の差額に相当する額であって、所定の運賃とキャンセル料の合計を下回る額。
10.4 払い戻しを拒否する権利
10.4.1 航空券の有効期限後に払い戻しの申請が行われた場合(第3.2.1条)、または航空券に記載されているか航空券の代金を支払った人物またはその代理人によって行われなかった場合、弊社は払い戻しを拒否する場合があります。
10.4.2 弊社は、お客様がその国に留まる許可を得ていること、またはお客様がその国から別の航空会社または別の輸送手段で出発することを弊社が納得できる証拠がお客様から提示された場合を除き、その国を出発する意思の証拠として弊社または政府職員に提示された航空券の払い戻しを拒否する場合があります。
10.4.3 弊社は、お客様が搭乗を拒否されたフライト、お客様の機内での行動により降機したフライト、またはお客様が本運送約款の条項を守らなかったために降機したフライトの航空券ついては、払い戻しを行いません。
10.5 通貨
10.5.1 弊社は、航空券の支払いに使用されたのと同じ方法および通貨で払い戻しを行う権利を留保します。クレジットカードで支払われた航空券の払い戻しは、当初の購入に使用されたクレジットカード口座に入金されます。クレジットカード口座に入金される払い戻し可能な金額は、通貨換算レートの違いにより、当初の引き落とし金額とは異なる場合があり、かかる変動は弊社に対する請求の対象にはなりません。
10.6 その他の権利
10.6.1 本運送約款で明示的に別段の定めがない限り、本第10条に規定されている払い戻しの権利は、いかなる理由であってもお客様の運送が実施されなかった場合の弊社に対する唯一の権利であり、弊社はいかなる損失や支出に対してもお客様にその他の法的責任を負わないものとします。
11.1 総則
11.1.1 お客様は、機内または搭乗前のいかなる時点において、以下に該当する可能性がある方法で行動してはなりません。
(a)航空機を管轄する国の法律に違反する。
(b)航空機または機内の人物または資産を危険にさらしたり脅迫したりする(虚実の脅迫であるかどうかにかかわらず)。
(c)乗務員の職務遂行を妨害、邪魔、または干渉する。
(d)フライトの出発または到着を遅らせたり、航空機の目的地外着陸を引き起こす。
(e)機長、乗務員、または航空会社の指示または命令(口頭によるものであれ書面によるものであれ)に従わないか無視する。これには、喫煙、アルコールまたは薬物の摂取、保安および安全、電子機器の使用に関するものを含みますが、これらに限定されません。
(f)他の旅客、乗務員、または資産に不快感、苦痛、不便、損害、または傷害を引き起こすか、引き起こす可能性のある方法で行動する。
お客様は上記に該当する行動をとったと弊社が合理的に判断した場合、弊社は、拘束を含め、かかる行為の継続を防止するために合理的に必要であると見なす措置をとることがあります。お客様は、いずれかの時点で航空機から降機させられたり、その後の輸送を拒否されることがあります。その場合、弊社が法的責任を負うことはなく、お客様は行った違法行為(機内での違法行為を含む)に対して起訴される可能性があります。弊社は、お客様の航空券の未使用分は返金いたしません。
11.2 目的地外着陸およびその他の費用の支払い
11.2.1 第11.1条に記載されている種類のお客様による行為の結果として、弊社の合理的な裁量により、弊社がフライトの出発を遅らせたり、お客様またはお客様の手荷物を降機させる目的で航空機を目的地外着陸させることにした場合、お客様は以下の措置の結果として弊社が負担するすべての合理的な費用および支出を賠償する必要があります。
(a)航空機の目的地外着陸
(b)お客様および/またはお客様の手荷物を降機させる目的での航空機の遅延
(c)お客様によって紛失、損傷、または破壊された資産の修理または交換、およびお客様の行為によって影響を受けた旅客または乗務員に支払われた補償および損害賠償
11.2.2 チェックイン後、弊社が受け入れられる正当な理由なし、お客様が有効な搭乗券を所持しているフライトに搭乗しないことを決定し、それによりお客様および/またはお客様の手荷物が航空機から降機したために航空機が遅延した場合、弊社はかかる遅延の結果として合理的に発生する直接費用すべてをお客様から回収する権利を留保します。
11.2.3 第11.2.1条および第11.2.2条で言及されている弊社が負担した費用について、弊社はお客様の航空券の未使用部分または弊社が保持しているお客様の資金に相当する価値をかかる費用に充当できるものとします。
11.3 電子機器
11.3.1 安全上の理由から、電子機器の航空機内での使用を禁止または制限する場合があります。これには、携帯電話、ラップトップコンピューター、ウェアラブルテクノロジー、スマートウォッチ、ポータブルレコーダー、ポータブルラジオ、CDプレーヤー、電子ゲーム、ラジコン玩具やトランシーバーなどを含む電波送受信機器が含まれますが、これらに限定されません。補聴器、持続気道陽圧(CPAP)、可搬型酸素濃縮装置(POC)、心臓ペースメーカーの使用は許可されます。
11.4 公衆衛生対策、フェイスマスク着用義務、体温測定
11.4.1 お客様には以下の義務があります。
(a)該当する保健当局、空港運営者、および弊社によって課されるあらゆる公衆衛生対策(出入国に関する制限を含む)を認識する。
(b)公衆衛生の安全を確保するために課された法律、規制、対策、および弊社が出した指示を常に確実に遵守する。
(c)無症候の状態で旅行を開始する。
11.4.2 お客様は、搭乗時、フライト中、および降機時に、政府または航空会社から課される健康安全に関する指令すべてを遵守するものとします。これには、フェイスマスクの着用、社会的距離の確保、除菌用ローションや関連する衛生用品の携帯を含みますが、これらに限定されません。
11.4.3 弊社は、弊社の絶対的な裁量により、搭乗前、搭乗時、およびフライト中に非侵襲的な体温測定を受けるようお客様にお願いする場合があります。 これにより、弊社が機内にいるすべての乗務員と旅客の安全を確保し、体温が38°C(100.4°F)以上などの発熱症状がある、持続的な咳嗽が見られる、呼吸困難である、体調が悪いなどの症状がお客様に見られる場合は弊社の機内安全手順を実施できるようになります。
12.1.1 弊社が以下のいずれかに該当する場合の条件については次のとおりです。
(a)第三者が空輸以外のサービスを提供するよう手配する。
(b)地上輸送、ホテル予約、旅行保険、レンタカー、ミートアンドアシストサービスなどの第三者が提供する運送またはサービス(空輸以外)に関連するチケットまたはバウチャーを発行する。
この場合、弊社はお客様の代理人としてのみ行動し、第三者のサービス提供者の利用条件が適用されます。弊社は、空港においてラウンジ施設、専用チェックイン施設、優先搭乗、ファストトラックサービス、リムジンサービスなどのサービスを利用できるかどうかは保証いたしません。
12.1.2 弊社がお客様に地上輸送も提供する場合、本運送約款以外の特定の条件がかかる地上輸送に適用される場合があります。かかる諸条件は、お問い合わせいただければお知らせいたします。第12.1条においてお客様のために手配する地上輸送またはその他のサービスにおいては、弊社は弊社の怠慢だけが理由で何か起きることがない限り、お客様に何の法的責任も負いません。
12.1.3 機内エンターテインメント、宣伝されている免税製品、および機内食の選択肢や特別食の用意を含むその他のサービスを利用できるかどうかについて、弊社はいかなる保証も行いません。提供される特別食は、弊社が行う説明と完全には一致しない場合があります。弊社は、ナッツ類のない食事のリクエストを受け入れたり、機内がナッツ類のない環境であることを保証したりすることはできません。
13.1 総則
13.1.1 お客様には、必要なすべての渡航文書およびビザを取得および保持する責任と、出国する、入国する、または乗り継ぎのために通過するあらゆる国において適用されるあらゆる法律、規制、命令、要求、健康、および渡航要件に従う責任があります。お客様は、フライトに関連するすべての国の大使館、領事館、またはその他の関連機関に連絡して、必要なすべての書類と承認を得ていることを確認してください。IATAのウェブサイトで提供されているサービスなど、信頼できる情報源からこれらの要件を確認することをお勧めします。
13.1.2 弊社は、お客様がかかる書類またはビザを取得しなかったり、かかる法律、規制、命令、要求、要件、規則、または指示を遵守しなかったことに起因するあらゆる旅客への影響について法的責任を負わないものとします。
13.2 渡航書類
13.2.1 お客様は、旅行前に、法律、規制、命令、要求、または関係国のその他の要件で必要とされているすべての出国、入国、健康、およびその他の書類を弊社に提示し、そのコピーを取得して保持することを許可する必要があります。
13.2.2 必要に応じて、お客様は運送中いつでもこれらの文書を提示し、受領書と引き換えにフライト中保管しておくために機内の乗務員に預ける必要があります。これらの条件を遵守しない場合、弊社はお客様およびお客様の手荷物の運送を拒否する権利を留保します。
13.2.3 弊社は、他の航空会社、政府機関、またはその他の当局によって没収された渡航書類、身分証明書、または航空券の返却について、お客様に対して法的責任を負いません。
13.2.4 お客様のビザまたは渡航書類が規則に沿っていない、または破損、改変、損傷していると思われる場合、あるいはお客様が本第13.2条の他の条件を満たしていない場合、弊社はお客様またはお客様の手荷物の運送を受け入れません。お客様が本第13.2条を遵守していないことが明らかになる前にお客様の運送の一部が開始または完了されている場合でも、弊社はこの方法で運送を拒否する権利を有します。
13.2.5 お客様がこれらの条件を満たしていないため搭乗を拒否された場合、第10.3条に従って払い戻しを求めることができます。 お客様が追加の補償を受けることはできません。
13.3 罰金および/または拘留費用に対する旅客の責任
13.3.1 いずれのか国(最終目的地への途中で乗り継ぐ国を含む)への入国を拒否された場合は、お客様は以下を支払う必要があります。
(a)関係政府によりお客様および弊社に対して課された罰金、違約金、または課徴金
(b)弊社に請求された拘留または検疫の費用
(c)弊社の裁量によりお客様を旅行開始国または母国に送還する費用およびセキュリティエスコート(必要な場合)の費用
(d)お客様が渡航先国の法律、規制、命令、要求、またはその他の旅行要件を遵守しなかったために発生したその他の支出。
13.3.2 拒否または入国拒否の時点までに運送のために支払われた運賃は、弊社によって払い戻されません。弊社は、お客様の航空券の未使用部分または弊社が保持しているお客様の資金に相当する価値を弊社に課された金額の回収に充当できるものとします。
13.4 税関検査
13.4.1 必要に応じて、お客様は税関または他の政府職員による手荷物の検査に参加するものとします。このような検査の過程で生じるか、お客様がこの要件を遵守しなかったことによりお客様が被った損失または損害について、弊社はお客様に対して法的責任を負いません。
13.5 保安検査と健康チェック
13.5.1 お客様は、政府役人、空港職員、航空会社地上スタッフ、警察、または軍役人もしくは弊社による保安検査、健康チェック、および同様の検査、調査、捜査、および精査を受ける必要があります。このような検査により生じるか、お客様がこの要件を遵守しなかったことによりお客様が被った損失または損害について、弊社はお客様に対して法的責任を負いません。
14.1.1 単一の航空券または関連航空券における弊社および他の航空会社によって行われる運送は、条約の目的において単一の運航とみなされます。かかる運送に対する弊社の責任の制限については、第15.5.1条をご覧ください。
15.1 旅客の死亡または負傷
15.1.1 第15.1.2条、15.1.3条、15.1.5条、15.1.6条、および15.5条に定められているように、事故が発生した場合の旅客の死亡または旅客が被ったその他身体への傷害により生じた実証済みの損害に対する弊社の法的責任は、法律、該当する条約、その他の条約や契約で定義されているとおり、いかなる経済的な制限の対象となりません。
15.1.2 モントリオール条約が適用されない場合、128,821特別引出権(SDR)(または現地通貨の相当額)を上限とするあらゆる損害について、弊社および弊社の代理人は、損害を回避するために必要な措置をすべてとったこと、または弊社または弊社の代理人がかかる措置を講じることが不可能であったことを証明することにより、弊社の法的責任を除外または制限しないものとします。モントリオール条約が適用される場合、弊社または弊社の使用人や代理人による過失またはその他の不法行為や不作為によるものではないこと、あるいは第三者の過失またはその他の不正行為や不作為のみが原因であることを証明した場合、弊社は128,821 SDR(または現地通貨の相当額)を超える範囲の損害について法的責任を負わないものとします。
15.1.3 第15.1.1条および第15.1.2条の規定にかかわらず、損害が負傷または死亡した旅客(または補償の請求者)の過失またはその他の不法行為や不作為により引き起こされたかそれらに起因していたことを弊社が証明した判明した場合、弊社は、適用法に従って、弊社の法的責任から完全または部分的に免責される場合があります。
15.1.4 法律で義務付けられている場合、弊社は、以下の諸条件に従ってお客様またはお客様の相続人に前払いすることに同意します。
(a)支払いを受け取る人物は自然人(つまり、企業などの法人ではなく通常の意味での物理的な人物)でなければなりません。
(b)お客様または支払いを受け取る人物は、適用法に基づく補償を受ける権利を有している必要があります。
(c)支払いは差し迫った経済的必要を賄うためのみ行われます。
(d)支払い額は、死亡、負傷、または身体的傷害の結果として被った経済的困難に比例して計算されます。ただし、死亡の場合は、旅客1人あたり80,000アラブ首長国連邦ディルハム(または現地通貨の相当額)以上とします。
(e)支払いは遅滞なく行われ、いかなる場合も、適用法に基づいて補償を受ける資格のある人物の身元を確認する十分な証拠が弊社に提示されてから15日以内に行われます。これには、パスポート、出生証明書、結婚証明書などの公式文書の提供が含まれます。
(f)支払いが関係する彼、彼女、または旅客が、支払いが関係する損害を過失によって引き起こしたか起因した場合(自身の病気、疾病、苦痛により傷害を被ったり死亡した場合を含む)、いかなる人物にも支払いを受け取る権利はありません。
(g)支払いの受領者は、第15.1.4条に基づいてその受領者には前払いを受ける権利がない、またはその支払いに関係する彼、彼女、または旅客が、支払いに関係するその損害を引き起こしたか起因したと弊社が合理的に確信した場合、すべての支払いを弊社に返還する義務があります。
(h)支払いは、適用法に基づく弊社の法的責任に関して支払われる後続の金額に対して相殺されます。
(i)第15.1.4条に規定されている死亡に関する最低額の支払いを除いて、この第15.1.4条に基づいて行われた支払いは、適用法に基づいて弊社が受領者に支払う法的責任を負う可能性がある最大損害額を超えないものとします。
(j)支払いは、弊社による責任の認識または自白を構成するものではありません。
(k)適用法に従い、支払いを受け取る人物が署名された領収書を提出しない限り支払いは行われません。署名された領収書は、第15.1.4条の適用性を認め、弊社が規定する適切な権利放棄および補償文書に署名するものでもあります。
(l)適用法に抵触する場合を除き、死亡の場合は第15.1.4条に規定されている最低額の支払いを条件として、支払い金額に関する弊社の決定は最終的かつ拘束力のあるものです。
15.1.5 弊社は、お客様の身体的または一般的な健康状態に起因する、死亡を含むいかなる病気、傷害、または身体障害に対して、あるいはかかる状態の悪化に対しても責任を負いません。
15.1.6 多くの医学的研究は、移動中に長時間静止していることと下肢の血栓形成(DVT)の間に関連がある可能性を示しています。このようなことは頻繁に起きるわけではありませんが、このようなことが起こるには、遺伝や生活習慣というファクターが考えられます。この問題について懸念事項をお持ちの場合は、旅行前に医師にご相談ください。
15.2 手荷物の紛失または損傷
15.2.1 弊社は、損傷が弊社の過失によるものであり、かつかかる過失が旅客または補償を請求する人物によって証明されない限り、機内持ち込み手荷物に対する損傷の責任を負いません。
15.2.2 手荷物固有の欠陥、品質、または欠点に起因する手荷物の損傷について、弊社は一切責任を負いません。同様に、弊社は空輸における通常および標準的な通常の厳しさに起因する手荷物のある程度の摩耗や裂傷についても責任を負いません。
15.2.3 弊社は、適用法に別段の定めのない限り、第8.3条により手荷物に入れることが禁止されているにもかかわらず手荷物に入っていた物品に対する損傷、またはその物品に起因する損傷については責任を負いません。第8.3条で定められた禁止されている物品が手荷物に入っているか、推奨されている方法に反した方法で持ち込まれた物品があり、お客様の手荷物またはその他の資産に損失または損傷が確認された場合、弊社はお客様の寄与過失によってそれが発生したとみなすものとします。
15.2.4 損傷が弊社の行為または不作為から生じたものであり、損傷を引き起こすことを意図していたか、無謀かつおそらく損害が発生するであろうという認識をもって行われたことをお客様が証明した場合を除き、手荷物の損傷に対する弊社の責任は、証明可能な直接損失に限定され、次の最大額に制限されます。
(a)ワルシャワ条約がお客様の運送に適用される場合、機内持ち込み手荷物の損傷には旅客1人あたり最大332 SDR(または現地通貨の相当額)が適用されます。
(b)ワルシャワ条約がお客様の運送に適用される場合、受託手荷物の損傷には1キログラムあたり最大17 SDR(または現地通貨の相当額)、または第15.2.5条に従って弊社が合意したそれ以上の金額が適用されます。
(c)モントリオール条約がお客様の運送に適用される場合、受託手荷物の損傷に対する弊社の責任は、旅客1人あたりの最大1288 SDR(または現地通貨の相当額)、または第15.2.5条に従って弊社が合意したそれ以上の金額です。身の回り品を含む機内持ち込み手荷物の場合、かかる損傷が弊社または弊社の代理人の過失に起因する場合にのみ弊社は責任を負うものとします。
(d)現地の法律で定められている機内持ち込み手荷物と受託手荷物の両方に対する損害賠償の上限は、ワルシャワ条約またはモントリオール条約ではなく現地の法律がお客様の運送に適用される場合にお客様の手荷物に適用されます。
(e)第15.2.4条(a)および第15.2.4条(b)に規定されている機内持ち込み手荷物と受託手荷物の両方に対する損害賠償の上限は、ワルシャワ条約とモントリオール条約のどちらもお客様の運送に適用されず、現地の適用法によって弊社の責任の制限が定められていない場合に、機内持ち込み手荷物と受託手荷物それぞれの損傷に適用されます。
15.2.5 かかる合計額が実際の価値を超えない限り、お客様の受託手荷物への損傷に対する弊社の責任は、チェックイン時に受託手荷物を弊社に手渡すときにお客様が指定し、弊社が合意した金額まで引き上げるものとします。ただし、お客様は弊社が規定する追加料金を弊社に支払う必要があります。これは、「特別価格申告書」と呼ばれています。フライト区間が別の航空会社によって運航される場合は、弊社は特別価格申告書の受け入れを拒否します。 このオプションの詳細と料金については、弊社ウェブサイトをご覧ください。
15.2.6 受託手荷物の重量が手荷物識別タグに記録されていない場合、弊社は、お客様が予約した搭乗クラスと航空券の種類で許容される手荷物許容量を超えないものとみなします。
15.2.7 手荷物の運送が一連の航空会社によって行われ、ワルシャワ条約またはモントリオール条約のいずれかがその運送に適用される場合、弊社が最初の航空会社または最後の航空会社である場合、あるいは弊社による手荷物の運送中に損傷が発生した場合のみ、お客様は弊社に請求する権利を持ちます。
15.3 旅客の運送の遅延
15.3.1 空輸の遅延によって引き起こされた損害に対する弊社の責任は、ワルシャワ条約およびモントリオール条約によって制限されています。モントリオール条約が適用される人物の運送が遅延した場合、乗客1人あたりの弊社の責任は、5,346 SDR(または現地通貨の相当額)までの証明された損害に制限されます。弊社がかかる損害を回避するために必要とされる合理的に必要なすべての措置を講じた場合、またはそのような措置を講じることが不可能であった場合、弊社はかかる損害について責任を負いません。上記の条約のいずれにも該当しない場合、弊社は、本運送約款に規定されている場合を除き、遅延に対してお客様に責任を負いません。
15.4 手荷物に関する申し立ての処理
15.4.1 手荷物の損害賠償に対するすべての申し立てには、影響を受けた各品目を説明、製造元、経過年数で識別する品目別リストと、かかる品目すべての十分な購入証明または所有権証明が添付されている必要があります。費用が50米ドル(または現地通貨の相当額)未満であるか、5年以上経過していて請求額が50米ドル(または現地通貨の相当額)未満である品目に関しては、購入証明は必要ありません。
15.4.2 手荷物の物理的損傷に対する補償請求の場合、お客様は、弊社がその損傷の性質、範囲、および修復可能性を評価できるように、影響を受けた手荷物を保持し、弊社が調査することを許可する必要があります。
15.4.3 お客様が手荷物の損害賠償請求の一部を構成する個々の品目の交換費用を請求する場合、お客様は弊社に相談し、かかる費用がお客様に発生する前に弊社が書面で合意する必要があります。そうしない場合、弊社は補償の支払い金にその費用を含めることができません。この条件は、品目の交換費用が全額で50米ドル(あるいは現地通貨の相当額)を超えない場合は適用されません。交換品目すべての購入証明書は、お客様による請求時に提出しなければなりません。費用が50米ドル(または現地通貨の相当額)未満の品目に関しては、購入証明は必要ありません。
15.4.4 手荷物に関するすべての補償請求については、お客様による補償請求の適格性と補償の支払い金額を評価するために弊社が合理的に要求できる情報をお客様が提供する必要があります。これには、手荷物タグのコピー、搭乗券、パスポート、中身のリスト、請求する商品の価値を確認できる領収書の提示を要請することが含まれる場合があります。
15.4.5 弊社からの要請がある場合、お客様は、弊社がお客様に補償を支払う前に、お客様が手荷物の損傷を申し立てるという事実に関する声明と適切な権利放棄および補償文書に署名する必要があります。お客様がお客様の申し立てに関して代理で行動する他の人物を指名する場合、お客様の代理として行動する完全な権限をかかる人物に与えたことを示す十分な証拠を弊社に提供する必要があります。
15.4.6 お客様が第15.4条の関連条件すべてを遵守しなかった場合、お客様が補償を受け取ることができるかどうかと受け取ることができる金額に悪影響を及ぼす可能性があります。
15.5 総則
15.5.1 弊社が別の航空会社での運送のために航空券を発券する場合、または手荷物をお預かりする場合、弊社は他の航空会社の代理人としてのみこれを行います。ただし、受託手荷物に関して、お客様は最初または最後の航空会社に対して申し立てすることができます。
15.5.2 弊社は、適用法または政府の規則および規制を弊社が遵守したかお客様が遵守しなかったことに起因するいかなる損害についても責任を負いません。
15.5.3 本運送約款または適用法により別途規定されている場合を除き、弊社は、証明された損失に対する回復可能な補償的損害についてのみお客様に責任を負うものとします。
15.5.4 本運送約款および免責または責任の制限を含む運送契約は、弊社の指定代理店、使用人、従業員、および代理人に対して、弊社に適用されるものと同程度に適用されます。弊社およびかかる指定代理店、従業員、代理人、個人から回収可能な総額は、もしある場合、弊社自身が責任を負う金額を超えないものとします。
15.5.5 特に明記されていない限り、本運送約款のいかなる規定も、弊社の責任の免除または制限、あるいは該当する条約または適用法に基づいて弊社が持つ抗弁権を放棄するものではありません。コードシェア運航では、お客様の運送の全体または一部が別の航空会社によって行われる場合、かかる航空会社はその会社が実行する実際の運送に対して責任を負いますが、弊社との契約において実行される運送全体に対する責任は契約上の航空会社である弊社が負うものとします。
15.5.6 本運送約款のいかなる規定も、公的社会保険機関、あるいは旅客の死亡、負傷、またはその他の身体的傷害に関して補償を支払う義務があるか補償を支払った人物に対して、弊社の責任の免除または制限、あるいは該当する条約または適用法に基づいて弊社が持つ抗弁権を放棄するものではありません。
15.5.7 弊社は、本運送約款を随時改訂する権利を留保し、そのように改定された運送約款は改訂日に発効かつ有効となります。
15.6 法的責任の制限に関する国際線乗客への助言
15.6.1 お客様の最終目的地が出発国と異なる場合、または出発国以外の国に停泊する場合、出発地または目的地の国内のみ移動する区間を含め、お客様の旅程全体にワルシャワ条約またはモントリオール条約が適用される可能性がある点に注意してください。
15.6.2 モントリオール条約が適用される場合、航空会社は死亡または人身傷害について証明された損害に対する責任を負い、当該条約で指定された責任に対する特定の抗弁権は、128,821 SDR(または現地通貨の相当額)を超えない損害には適用されません。
15.6.3 モントリオール条約が適用されない場合、多くの航空会社(第15.1.1項に規定されているとおりエティハド航空を含む)の運送約款は、死亡または人身傷害に対する責任がワルシャワ条約により定義されている経済的な制限の対象とならないことと、128,821 SDR(または現地通貨の相当額)までのかかる損害に関しては、必要なすべての措置を講じたという証拠に基づく責任に対する抗弁権が適用されないことを規定しています。航空会社の運送約款にかかる規定が含まれていない場合、以下に注意してください。(i)アメリカ合衆国内に目的地、出発地、または予定ストップオーバー地を有する旅客の場合、ワルシャワ条約および適用される料金規定に記載された特別運送契約は、旅客の死亡または人身傷害に対する特定の航空会社、かかる特別契約の当事者の責任が、ほとんどの場合、旅客1人あたり75,000米ドル(または現地通貨の相当額)を超えない証明された損害に制限されることと、かかる上限が適用されるこの責任は航空会社側の過失に依存されないことを規定しています。(ii)かかる特別契約の当事者ではない航空会社を利用する旅客、またはアメリカ合衆国内に目的地、出発地、または予定ストップオーバー地がない、ワルシャワ条約が適用される旅程の場合、旅客の死亡または人身傷害に対する航空会社の制限は、ほとんどの場合、10,000米ドルまたは20,000米ドル(または現地通貨の相当額)に制限されています。(iii)一部の国では、(i)および(ii)に記載されている制限よりも高い制限が課されます。
15.6.4 上記の(i)で言及された種類に相当する特別な契約を持つ航空会社または当事者の名前は、お問い合わせがあればかかる航空会社のすべての発券窓口にて入手し、検討することができます。
15.6.5 民間保険会社の保険に加入すると、通常は追加の補償を得られます。そのような保険は、ワルシャワ条約あるいはモントリオール条約、または上記(i)に言及された種類の特別な運送契約において航空会社の法的責任の制限には影響を受けないものとします。詳しくは、ご利用の航空会社または保険会社代理店にご相談ください。
注:本第15.6条の上記(i)に明記されている75,000米ドルの責任の制限には、訴訟に関する料金および費用が含まれています。ただし、訴訟に関する料金および費用を別途定める条項がある国で賠償請求がなされる場合、限度額は訴訟に関する料金および費用を除く58,000米ドルとします。
16.1 申し立ての通知
16.1.1 手荷物が届けられた時点で手荷物預かり証に関して苦情が申し立てられない場合、逆を証明しない限り、運送契約に則って荷物がよい状態で届けられたという十分な証拠となります。
16.1.2 お客様が受託手荷物の損傷に関する苦情を申し立てるか訴訟を起こすことを希望する場合、いかなる場合でも、損傷を発見した後すぐに書面で弊社に通知する必要があります。状況ごとに定められた期間は以下のとおりです。
(a)物理的損傷の場合、損傷を発見した受託手荷物を受け取ってから7日以内
(b)紛失した受託手荷物の場合、受託手荷物が到着する予定の日付から7日以内
(c)遅延した受託手荷物の場合、受託手荷物がお客様の管理下に置かれてから21日以内
16.1.3 遅延した手荷物についても申し立ては、弊社ウェブサイトからオンラインで行うことができます。
16.2 訴訟の期限
16.2.1 以下のいずれかの日付から2年以内に訴訟が起こされない場合、損害に対するいかなる権利も消滅するものとします。
(a)お客様が目的地に到着した日付
(b)航空機の到着予定日
(c)運送が中止された日付
16.2.2 期限の計算方法は、裁判が行われる裁判所の場所の法律により決定されるものとします。
16.2.3 お客様は、本運送約款、お客様の航空券、および/または弊社ウェブサイトの利用または取引に関連して弊社、または弊社の関連事業体、代理人、取締役、従業員、および/または役員に対してお客様が起こす訴訟は、個人の法的資格においてのみ起こされ、集団訴訟手続きまたは同様の代表訴訟の一環として起こされたり主張されたりすることはない点に同意するものとします。
17.1.1 お客様およびお客様の手荷物の運送は、弊社に適用される、または弊社が適用する他の特定の規則および条件に基づいて実施されます。随時変更されるこれらの規則および条件は重要なものです。これらは、とりわけ以下の点に関連しています。
(a)アルコール飲料の機内消費および喫煙
(i)弊社からお客様に提供されたものを除き、機内でアルコールを消費することは許可されていません(弊社あるいは他者から購入した免税品であるか、他の方法で入手したものであるかを問いません)。
(ii)弊社の裁量により、弊社はお客様へのアルコールの提供をいつでも制限または拒否します。
(iii)トイレを含む航空機のいかなる部分においても禁煙です。
(b)銃器および危険物の運送
(i)お客様が銃器、弾薬、および火薬が入った物品を含む爆発物(クリスマスクラッカー、花火、爆竹など)を受託手荷物として携帯する場合、運送を開始前に、必要な許可書すべてについて調べ、出発地と目的地の国の政府当局からそれらを確実に取得する責任はお客様にあります。
(ii)銃器、弾薬、および火薬が入った物品を含む爆発物(クリスマスクラッカー、花火、爆竹など)は、フライトの3日前までに弊社によって承認されない限り、受託手荷物としてお預かりできません。運送が承認された場合、銃器は安全装置を付けたまま銃弾を抜き、適切に梱包し、出発地、目的地、ストップオーバーの国で法的に要求されるすべての書類を添付する必要があります。
(iii)銃器、弾薬、および爆発物を機内またはコックピットに持ち込んではなりません。
(iv)骨董品としての銃器、剣、ナイフ、おもちゃまたはレプリカの銃、弓矢などの武器や同様の物品は、弊社の裁量により受託手荷物としてお預かりしますが、弊社による事前の承認が必要です。機内またはコックピットに持ち込むことはできません。
(v)上記の条項に基づいて承認された物品が、保安要員、政府関係者、空港関係者、警察官、軍関係者、およびお客様の運送に携わるその他の航空会社によって受託手荷物から取り出されたり、留保または破壊された場合でも、弊社は法的責任または責任を負いません。
(c)滑走路待機による遅延
(i)米国内空港において滑走路・駐機場待機による遅延が発生した場合、弊社がフライトを運航している場合に限り、弊社の米国カスタマーサービスプランの一部である弊社の滑走路・駐機場待機による遅延の緊急時対応策が適用されます。
(ii)お客様のフライトが弊社のコードシェアパートナーまたはその他の航空会社のいずれかにより運航されている場合、運航航空会社の滑走路・駐機場待機による遅延の緊急時対応策が適用されます。
(d)同伴者のいないお子様
(e)障害をお持ちの旅客
(f)妊婦および病気の旅客
(g)機内での電子機器の使用に関する制限
(h)手荷物の寸法、サイズ、重量の制限
(i)アレルギーのある旅客
(i)機内でお客様に発生したアレルギー反応について、弊社は一切責任を負いません。
(ii)弊社は、機内がナッツ類のない環境であることを保証したり、機内でナッツ類のない食事を提供したりしていません。
(iii)ナッツ類が機内で提供されたり、食事の材料として使用されることがあります。
(iv)弊社は、ナッツ類が含まれる品物を機内にお持ち込みいただくことのないよう、他の旅客を制限することはできません。
(v)このため機内環境や空調には、ナッツ類、ピーナッツ、または派生品の破片やその成分が存在する可能性があります。
(vi)ナッツ類、ピーナッツ、または派生品に対する深刻なアレルギーをお持ちの場合は、客室乗務員が温めることができる食事をご自身で持参することをお勧めします。
(vii)安全、保安、および危険物に関する該当するすべての規則をお客様が遵守する場合に限り、注射器、エピネフリン、または自動注射器を機内持ち込み手荷物に入れて持ち運ぶことができます。お客様がかかる物品をフライト中に利用する必要があることについての証明書の提示が求められることがあります。
18.1 本運送約款の各条項名は便宜のみを目的としたものであり、本文の解釈には使用できません。
18.2 国際運送約款の正文は、英文によるものとなっております。他の言語への翻訳は便宜上参考のみのものとなっています。英文と英語以外の文章の間に不一致がある場合、該当する現地の法律で別途要求されない限り、英文が適用されます。
18.3 弊社は、運送および航空機内におけるお客様の行為を拒否する権利を目的として、適用される法律、規制、命令、または政府の方針の解釈について適切な決定を下すために合理的な努力を払います。
18.4 時として、かかる決定は、時間が限られた状況や、調査をまったくあるいは十分に実施する機会が存在しない状況で下さなければならないことががあります。その結果、弊社が下したかかる決定は、後で誤りであることが証明されたとしても、決定を下した時点でそれが正しいと信じる合理的な根拠があった場合に限り、お客様にとって最終的かつ拘束力のあるものとなります。
18.5 本運送約款において、適用法または政府、ICAO、またはIATAの適用される要件をお客様が遵守する必要があると弊社が明示的に述べている場合、お客様はそのような適用される法律または要件を常に、特にお客様の運送が実施される日は確実に遵守する必要があります。
18.6 本運送約款で言及されているすべての日付と期間は、グレゴリオ暦に従って確定されます。
カナダで購入した航空券については、 国際旅客規則および料金規定をご覧ください。